病気による勃起力低下

勃起力の低下は病気が原因になることもある

勃起力の低下と聞くと、加齢や精神的なものが原因になることがほとんどです。ただ、中には病気が原因になることもあります。

 

糖尿病や高血圧といった生活習慣病によって勃起力の低下が現れることもありますし、心臓病、ガンなどが原因になることもあります。糖尿病や高血圧などは、いわば神経や血管(血流)に関わる疾患なので、血流や神経によって成り立っている勃起には大きな影響を及ぼしてしまうんです。

 

もともと、男の勃起はデリケートなものです。ちょっとしたストレスや疲労などでも影響するほどです。そんなデリケートな生理現象にもかかわらず、勃起のメカニズムとして重要な神経や血管に異常がある場合に勃起力が低下したりEDになるのは当然といえば当然なんです。

 

勃起力に影響する病気はたくさんありますが、その中でも糖尿病、高血圧、高脂血症の3つはかなりEDの併発率が高い病気だと言われています。

 

とくに糖尿病はかなりの併発率の高さがあります。むしろ、糖尿病ではなく高血糖という時点で勃起力低下に大きく影響すると言われています。勃起にとって血糖値というのはかなり大きな影響があるというわけですね。

薬の副作用が原因になることも!?

上記にあげたように、病気が直接的な原因にならなくても、病気の治療のために飲んでいる薬が、勃起力低下の原因になることがあります。

 

薬の副作用の場合は、主に脳に影響がある薬が、副作用で勃起力の低下を招く場合があると言われています。詳しいことはわかっていないようですが、薬による精神作用が勃起を阻害してしまうのだとか。

 

勃起力が低下してしまった。EDになってしまった。というときは、飲んでいる薬も含めて原因を追究してみるのがいいでしょう。

パートナーとの関係性による勃起力低下

好きな人とするのが一番勃起する!?

女性の意見として、「好きな人とするのが一番気持ちいい」というのはよく聞く話しですよね。これ、実は男性にとっても言えることで、好きな人、興奮する相手とのセックスが、勃起には好影響があります。

 

その逆に、セックスパートナーとの関係性が悪化すると気分のいい性行為ができなくなります。つまり、パートナーとマンネリしたり、仲が悪くなったりすると、勃起力は低下してしまうのです。

 

性行為はただの作業ではなく、大切な相手とのコミュニケーションツールともいえるものなので、パートナーと普段からどれくらい仲がいいかで勃起力は変わってきます。たとえ相手が美人・グラマーだったとしても関係性が悪ければ落ち着いて勃起できません。美人すぎる人が目の前にいたら、緊張しておどおどしてしまいますよね。それと同じような感覚です。

 

またパートナーとの関係性が悪化することはストレスを受けることと如実に関わっているので、そういった意味でも勃起力は低下します。勃起力は精神的要因が深く関わってくるので、今日はセックスに乗り気だ、という日ほど、勃起力は上昇するのです。

良いセックスを心がければ勃起力も上昇する

勃起力を上げたいなあと考えているなら、パートナーとのセックスでできる限り興奮する状況を作って下さい。いつも同じパートナーとしているなら、環境を変えたり、ムード作りをしたり。これは女性にとっても大切なことですが、男性も環境によって気分が変わるものですからね。

 

いつもと違う環境でセックスするだけで、興奮度は一気にアップします。ラブホやホテルに行ってするというのが一番ですが、それすらもマンネリという場合はキッチンやお風呂場など、普段はセックスしないような場所でしてみましょう。

 

また、彼女に頼んで自分の性癖を全開にできるような環境にするのもオススメです。SMやコスプレ、興奮するような要素はたくさんあります。セックスは一人でするものではないですから、パートナーと一緒に作っていきましょう。

 

そうすることで、勃起力の低下も防げますし、なによりセックスが楽しくなります。その気持ちこそが、一番大切なことなのです。