大人のスローセックスってどんなものかイメージできますか?若いうちのセックスってどちらかというと、本能むき出しのサルのようなセックスだったりしていませんでしたか?しかし、年齢を重ねていくうちに異性の特徴がわかるようになってきて、「どうすれば気持ちよくなるんだろう?」「相手にこうして欲しい」という部分が顕在化し、じっくりとh時間をかけたセックスを好むようになってくるのです。もちろん、年齢的に若い頃のような激しい動きや持久力が続かないということもあると思いますが、大人のスローセックスを楽しむことが中年のセックスの楽しみ方の一つであったりします。

今回は大人のスローセックスとはどんなものなのか?スローセックスを楽しむ方法について見ていきましょう。

大人のスローセックスとは?

スローセックスは、射精や潮吹きなどイクことを前提として行うセックスとは異なり、セックス自体を楽しむことに主眼を置いたセックスのことを言います。イクことを前提としたセックスの主体となるのはたいてい男性ですが、女性を主体として行うセックスのため、全体的に時間をかけていきます。その分男性はぐっと我慢しながら、女性が気持ちよくなっていくのを楽しむという側面からセックスに臨んでいく形となります。

大人のスローセックスを行うメリットとは?

大人のスローセックスを行うメリットにはどのようなことがあるのでしょう?

  • 女性からしたら気持ち良さを感じる時間が長く継続する
  • マンネリ化を避けることができる
  • 性欲向上につながる

といった点がメリットに挙げられます。

女性からしたら気持ち良さを感じる時間が長く継続する

男性主体のセックスに慣れきってしまっているカップルであれば、大人のスローセックスによって、セックスにかけられる時間が長くなります。その分女性がオーガズムに達する回数も増えるでしょうし、今まで開発されてこなかった性感帯の発見があるかもしれません。

マンネリ化を避けることができる

なんとなく惰性や義務感からセックスを行っていたカップルであれば、大人のスローセックスによって今までとは違ったセックスを体感することができます。キス・上半身への愛撫から始まって、下半身や女性器への愛撫、シックスナインなど決まったパターンで行っていたセックスの流れをよりゆっくり展開するために、念入りにかつ繰り返し行いながらじっくりと攻めていく、それがスローセックスの醍醐味でもあります。

性欲向上につながる

スローセックスにおいては、普段受け身的な女性も積極的に男性を攻めていく、そんな機会が増えることでしょう。
その結果、男性も女性も今まで以上に相手を悦ばせたい、と思うようになり、性欲向上につながっていきます。その結果、スローセックスでは性欲の満足に加えて気持ちの満足さ、たとえば「相手に愛されている」といった感覚を味わうことができるようになります。

大人のスローセックスのデメリット

反対に大人のスローセックスにはデメリットも存在します。

  • イキたい欲求が高い人には少々苦痛に感じることも
  • セックスが好きな人でないと続かない
  • 時間と体力が失われる

といった点がデメリットに挙げられます。

イキたい欲求が高い人には少々苦痛に感じることも

男性が大人のスローセックスを主体的に行いたいか、というと、やはり男性の場合にはどこかで「さっさと射精して終わりたい」という気持ちがあるでしょう。女性を気持ちよくさせたいという奉仕の精神がないと大人のスローセックスはうまく進みません。

セックスが好きな人でないと続かない

セックスが嫌いという人がいるかどうかわかりませんが、セックスを好まない人にとっては、スローセックスはあまりメリットに感じないでしょう。体の相性が合わないというケースだと最悪の場合も。ネチネチ攻められても苦痛にしか感じないと女性に思われでもしたら、勃つものも勃たなくなってしまいます。

時間と体力が失われる

大人のスローセックスは時間をかけておこなっていくものです。それがゆえに時間が取られますし、併せて体力も奪われていきます。単純にゆっくり時間をかけるから、体力の消耗も少ないだろう、ということにはなりません。それ相応の体力は消費しますので、中年以降の方には実は結構疲れるセックスであるということを忘れてはなりません。

大人のスローセックスの実践方法

そんなメリットもデメリットもあるスローセックスですが、実際にはどんなステップを踏んで行っていくのでしょうか。基本的なセックスの流れは変わりませんが、より時間をかけていくため各ステップにかかる時間が長くなっていきます。順を追ってみていきましょう。

場の雰囲気を作る

大人のスローセックスを行うには、場を作ることがまず最初のステップです。ムードを高めるために、部屋全体を暗めにしてアダルトな雰囲気を醸し出す、またアロマを焚く、ムーディーな音楽をかけるなどして、視覚以外にも聴覚・嗅覚からその場を楽しんでいきます。

ゆっくりと全身愛撫を行っていく

前戯に関しては、いつもよりもゆっくり時間をかけていきましょう。たとえば、服を脱がす、下着を脱がすといった行為もじっくりと時間をかけ、すぐに脱がすのではなく、じっくりじらす時間が必要です。それも普段の流れと変えてみるのも一つの手。ブラジャーは外さずにしただけ脱がすとか、いつもと一風変わった趣向を凝らすと、より期待感が高まっていくことでしょう。

一通り相手を攻めたら、攻守交替して女性に攻めてもらう

普段から攻めたり攻められたりしている人であれば、特に変わった行為ではありませんが、その割合が5:5でないような場合(たとえば、攻めが8割、攻められが2割ぐらいといった日値もいると思います)には、お互いを攻める時間を同じぐらい、もしくは女性が攻める時間を多く持つようにしてみましょう。実は攻めて男性の反応をチェックするのが好き、という女性は案外多いです。

挿入後ゆっくり動く

前述のように大人のスローセックスは、イクことを目的としたものではありません。そのため挿入したとしても激しく動いてすぐに朽ち果てるというものではなく、ゆっくり動いてじっくりと性行為を楽しむ時間を感じてください。途中で子宮にペニスを当てるように深く挿入したり(短小の方も出来る限り奥まで挿入を)、円を描くようにピストン運動を行ったりするなど、「そんなゆるい刺激ではなかなかイケない」と思うぐらいのものでも、勃起を維持しながら挿入し続けることをしてみましょう。

フィニッシュ後、まったりとする時間を持つ

最終的に射精にいたったら、すぐにペニスを膣から抜かず、しばらく挿入したまま、お互い抱き合って余韻を楽しみます。勃起したペニスが柔らかくなってきたころにゆっくりとペニスを引き抜き、その後腕枕をしてイチャイチャとする時間を作ります。すぐにシャワーを浴びに立ち上がったり、着替える準備をしてしまったりしては、ゆっくり時間をかけて行ってきたスローセックスが一瞬で崩れてしまいます。その際にはお互いの性器を触りあったりしながらまったりと、しばらくベッドの上で横になった状態で過ごしましょう。