テレビCMやドラッグストア、コンビニでもマカの文字が入ったサプリメント・商品を目にすることがあると思いますが、マカという名前は知っていたとしても、実際どんな成分なのか、マカとは何なのか?についてしっかり理解しているという方はそれほど多くはないでしょう。マカとは、アブラナ科の多年生植物の一種で、日本には生息しておらず、南米ペルーのアンデス山脈にて栽培されているものです。基本的には、標高の高い場所でしか栽培できないとされており、日本では気候的に合わないことから栽培するのがことは難しいといわれている植物です。

 

そんなマカは、標高3000メートル以上が連なるアンデス山脈で栽培されていることから、天空の野菜といった異名を持つことでも有名です。マカは非常に優れた栄養価を持つ野菜としても知られ、昔よりアンデスの現地の方の間では、マカは非常に重宝されてきたという歴史があるのだとか。世界各国で、今もマカについての研究は行われていますが、中でも特に、栄養価の高さには注目されています。このことは、アメリカ航空宇宙局「NASA」が宇宙食としてマカを採用したことからもわかるように、優れた栄養価を含んでいるわけです。

 

そんなマカに、一体どのような成分が含まれているのか、知りたいと思いませんか?マカには、人間の体内での生成が難しい必須アミノ酸を多く含んでいることがこれまでの研究によって知られています。マカに含まれる成分としては、ビタミンB1やB2といったビタミン類、鉄、リン、ナイアシン、亜鉛、カルシウム、カロチン、ナトリウム、セレン、アルギニンといった非常にたくさんの栄養素を含んでいることがわかっているのです。マカには、人間の生命活動を強力にサポートしてくれる上記のような成分が豊富に含まれている点も、注目度が高い理由の一つとなっています。つまり、マカ一つでさまざまな栄養素を一度に摂取することができるという万能植物、それがマカなのです。

 

これだけ豊富な栄養価を持つと、副作用がないかどうかが気になるところ。当然効果に対してデメリット(副作用)が無いとも考えにくい、そう思う人もいることでしょう。しかし、マカは自然界に生息する天然由来の植物です。医薬品とは異なることから、強力な副作用はないとされています。ただ、アレルギー、頭痛、にきび、不眠といった軽い副作用が報告されているようなので、摂取には気を付けたいところ。一日の摂取目安量をきちんと制御できれば、それほど副作用に悩むことはないと思われます。

 

このマカですが、日本において野菜として販売されていることはありません。マカを見かけるとしたら、大半がサプリメントや粉末状で販売されているケースになります。マカの一日の摂取目安量はおよそ200~500mgとなっていますので、決められた摂取用量を順守したいところです。さまざまな効果や効能が期待できるのは事実のようではありますが、しかし摂取の過ぎは良くありません。通常の食事にプラスαの栄養素として、サプリメントから摂取するのが理想です。

マカ

マカ効能・効果

マカを摂取することで、我々の肉体にどのような効果が期待できるかということについてですが、一つには集中力を高める効果が期待できるようです。マカには、チロシンという成分が含まれているのですが、チロシンには集中力・持続力を高めてくれる効果が期待できると言われています。そのため、普段から集中力がないとお悩みの方、仕事や勉強に今以上に集中したいと考えている方は、マカ含んだサプリメント等を摂取することで、集中力・持続力に対して一定の効果が期待できる可能性があると言われています。テスト前やプレゼン前、特に集中しなければならないことが目に前にあるという方は、マカで集中力を高めてみるのはいかがでしょうか。

 

また、マカは疲労回復効果も効果が期待できるとされています。疲労回復に必要なものに糖質やアミノ酸がありますが、マカにはこのどちらも豊富に含まれています。よく巷に出回っている栄養ドリンクやサプリメントの中にマカがよく使用されているのは、高い疲労回復効果が期待できるからであると思われます。摂取した糖質を上手く作用させてくれるビタミンB群が含まれていますし、マカを摂取するだけでかなり疲労回復効果が期待できるわけで。そのため、なんとか短い時間で疲労を回復という方、次の日に備えて活力を養いたい、という方にもおすすめと言えるでしょう。

 

またイメージとは異なるかもしれませんが、実はマカには薄毛防止効果も期待できると言われています。男性の場合、薄毛や抜け毛に日々頭を悩ませている方もいるかもしれませんが、髪の毛に必要となる栄養素アミノ酸がマカには大量に含まれています。18種類のアミノ酸がマカには含まれていることもあって、マカが髪の毛に非常に良い影響をもたらしてくれる可能性は高いことでしょう。マカの摂取により頭皮の血行を良くすることが期待できますし、血行が良くなることで、栄養素を効率良く頭皮にまで運んでくることを可能にしてくれます。髪の毛の成長に必要な栄養素がしっかりと届けられるので、薄毛や抜け毛の改善に繋がるわけですね。

 

女性の場合には、更年期障害の改善にも期待が持てると言われています。たとえば更年期障害には、動悸や不安、イライラ、ホットフラッシュなどの症状が良く見られますが、マカには女性ホルモンと同じ作用の植物エストロゲンが豊富に含まれています。更年期障害の原因としては、女性ホルモンであるエストロゲンが減少してしまうことが大きな原因でもありますので、似た働きを持つ植物エストロゲンをマカから摂取することができれば、更年期障害の症状をやわらげる可能性が高まるわけです。

 

このように、男女問わずマカにはたくさんの健康・美容効果が期待できる点を覚えておきましょう。

 

さて、ここからが本題です。男性は加齢と共に精力は衰えてしまいがちですし、勃起しにくくなった、性行為に及ぼうとしてもペニスが大きくなってくれない、といった問題を抱える方も少なくありません。男性のシンボルであるペニスが十分な大きさ・硬さにならなければ女生徒の性行為に及ぶことはできません。さらにパートナーも満足することはないでしょう。いざ、ベッドインした際にペニスが勃起せず、硬くなってくれないとかなり焦りますし、焦れば焦るほどペニスは萎えてしまう、そんな経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

実は、マカにはペニスを元気にしてくれる効果が期待できるのです。マカは、精力増強や性機能向上に効果が期待できると言われているので、男性にとってマカの摂取は非常に効果的と言えるのではないでしょうか。さまざまな精力剤にはマカが配合成分として使用されているので、精力を高め、男性の性機能を高めてくれる効果がかなり期待できると思われます。マカの成分の一つにアルギニンと呼ばれるものがあります。アルギニンは、精力の衰えを防ぐ効果が期待できるものですので、その根拠は確かである可能性が高いです。

 

また、マカにより体内で一酸化窒素を作り出すことが可能となること、その一酸化窒素によって血管を拡張させる効果まで期待することができる点も魅力的です。ペニスが勃起するのはペニスに血液が集中するためですので、ペニスを大きくするには血液をスムーズにペニスまで運ぶことが必要となります。それが、一酸化窒素により血管が拡張されると血流がスムーズになりますし、それによってペニスが元気になるということです。

 

それ以外にも、マカにはアルカロイドやデキストリンなどの男性ホルモンを活性化させる成分が豊富に含まれています。心因的な勃起不全にもマカは効果的とされているので、最近勃起力が弱いと悩んでいる、パートナーから性生活への不満を漏らされている方は試してみるとよいでしょう。先ほど述べたように、マカには集中力を高める効果もあるようですので、当然セックスに没頭することも可能。挿入中の中折れ要因として、集中の低下があります。集中が切れてしまえば勃起力が弱ってしまうこともあるんです。マカを上手に摂取して、集中力を高めればこのような問題も回避できるかもしれませんね。

 

もし、本格的にED治療を始めてみようと考えている方、寄る年波には勝てないと思っている方。あきらめる前にマカを試してみると、新たな青春を取り戻せるかもしれません。