40代にもなれば中年と呼ばれるような歳になりますが、中年になっても「性欲絶倫」という方もいれば「セックスレス」という方もいて十人十色です。若いころと比べると体力的にも衰えてくる中年時のセックスとはどのようなものなのでしょうか。中年がセックスを楽しむためにはどのようなことをすれば良いのでしょうか。
今回は中年のセックス事情について見ていきたいと思います。
中年のセックス事情
中年とはいったい何歳を指すのでしょうか?一般的には40代、50代を中年と呼ぶようですが、この年齢になれば、多くの方は家庭を持ち、子供もいるといったところが多いと思われます。若い時分や結婚当初はセックス三昧だったという方でも、仕事も忙しくなり家族のために働くようになってくると、性欲よりも食欲や睡眠欲の方が勝ってくるのが普通です。その結果セックスレスになっている家庭は多く、一説には7割もの方がセックスレス夫婦と言われています。
セックスをしなくなっていく理由は人それぞれですが、子供がいる家庭の場合には、子供ができた段階からセックスレスになる傾向が高くなります。やはり女性から母親となり、セックスよりも子育てが優先されるのは当たり前です。女性の方が男性を拒否することもあるようですし、妊娠期間にセックスをしなくなった家庭の場合、その間に浮気に走るということはニュースでもよく目にします。
また、女性も社会進出している共働き世帯の場合だと、専業主婦家庭とは異なり、お互いが仕事で疲れてしまっており、セックスどころではないというところも多いようです。一旦セックスレス期間が生じてしまうと、その後改めて機会を設けようとしてもなかなか思うようにいかないこともあるでしょう。セックスレスはそのような状態からスタートしてしまうのです。そうすると子供ができて以降、セックスがないという人が多くなります。その間段々と体型も崩れてきたり、若い時ほどの体力もなくなってきたりします。
当然ながら40代を過ぎてもセックスをしている家庭は普通にあります。そのタイプは性欲が強いということになります。それは男女問わずです。お互いが魅力ある人間になろうと外見に気を使ったり、体型維持に努めたりすることで性的に相手を誘惑できるようであれば、いくつになってもセックスに臨むことはできるでしょう。しかし、加齢に伴いお洒落にも無頓着、体型も大きく変わってしまった、という方はまずは自分の見た目を改善するところからスタートすることでセックスレスを解消できるかもしれません。
性欲がある男性は、40を超えても定期的に関係を持っているようです。家庭の夫婦間であれば昔ほどではないにせよ月に数度はセックスをしているということ。これが半年に一度、それ以上ということであれば完全にセックスレスとなっています。また、性欲旺盛な男性はオナニーライフも充実。隠れた場所でこっそりとオナニーはしてみるものの、やはり本当のセックスに勝るものはなしと、関係を迫ったりするとか。そもそもセックスレスな家庭では、お互いの体に触れあうことすらないというところもありますし、寝室も別というところもあります。住宅事情から家庭環境がセックスレスの環境を作ってしまっていることもあります。複合的要因が重なってセックスレスに陥っているという家庭があることは否めない事実です。
夫婦間でセックスがない場合どうやって性欲処理をするのか?
中年男性、それも家庭がありセックスレスに陥っているような場合の方は、性欲がないのでしょうか?いや、性欲自体はあってもパートナーに性的魅力を感じなくなってしまったわけでもなく、その機会を失ってしまったということが主な理由の方は多いでしょう。機会があればセックスはしたい、かといってこのご時世では不倫や浮気は厳禁、パパ活なんてものはもってのほかです。そうなると性欲処理の一つとして風俗を利用する方もいるかもしれません。風俗であれば、単にヌキに行くだけで、浮気でもなんでもないと捉えている人も多いでしょう。単純に射精してすっきりするだけであれば、これで十分という方もいるようです。単純にお金がかかるだけですので、お金に余裕がある方であれば、家庭円満を保ちつつ性欲処理をする上で風俗利用は非常に合理的かもしれません。
失われた感覚を取り戻したい中年の性
もしも、現在家庭を持ちパートナーがいる方で、セックスレスが続いているという方がいるようでしたら、ここで失われた青春を取り戻すには40代はベストな時期と言えます。では具体的にどのようなことがことで、セックスを再び楽しむことができるのでしょうか?
自宅でのセックスを考えていれば、子供がいる、隣近所に声が聞こえるのでは?など悩みは尽きません。であれば、家でセックスを行わずにホテルなどの環境でセックスを行えばいいのです。たとえば、ラブホテルに行ってみる、普通のホテルに宿泊する、その間子供を預かってもらうといった具合に環境を作りさえすれば自然とセックスになだれ込むことは予想されます。もともとは愛し合って結ばれた2人、歳は経って姿かたちは変われども、内面は変わりませんので昔の気分に戻ってセックスを楽しんでみるのは良いでしょう。
また、アダルトビデオを一緒に見るということで性的興奮を高めることも効果的です。最近は中年女性のAV女優も多く、自分と同年代のAV女優の姿を見て、体形は崩れていてもセックスを楽しんでいる姿に触発される可能性もあるかもしれません。
まとめ
いくつになってもセックスに対する欲望はとどまることを知りません。まれに芸能人が高齢で出産したとか、男性タレントが若い女性と再婚して子供ができたといった具合に、年齢かかわらずセックスは楽しめます。しかし、一度ふたを閉めてしまったセックスへの願望を再び開くのは至難の業です。これをこじ開けるには、若い時と今は違うという自分のプライドや意地を捨て去ることからスタートする必要があります。勃起力が減退した、中折れした、体力が続かないといった具合に、セックス自体が若い時と変わってきます。当然お腹も出てしまっているし、肌もしわしわになってしまっていることもあるでしょう。それでもお互いを愛する気持ちがあればセックスは潤滑油となります。
とりわけ日本人は外国人に比べてセックスレスになりやすいようです。それは文化がそうしてきたのでしょう。だからといって楽しまずに歳を重ねるのはもったいないです。いまできること、いまあるもので、楽しめる方法を考えて見れば、いろんなことができます。年齢を重ねた分知識も豊富になっていますし、大人のおもちゃ的な道具は大きく進化をしています。セックスは誰かに見せるものでは無い訳で、自分たちだけが楽しめれば良いものです。ペニスが勃起せずに挿入に至らなかったとしても問題ありません。そういうものだと割り切っていれば、恥ずかしがることはなにもないのです。人生100年時代には80歳、90歳になってもセックスする時代が来るかもしれません。それからしたら40代なんてまだ半分です。中年になってセックスレスになってしまっている皆さん、勇気を振り絞ってパートナーをセックスの世界に誘ってみましょう。若い時とは違った新たなセックスが開発されるかもしれませんよ。