ムクナとは、マメ科の植物で日本では八升豆という名で知られています。歴史も古いことから植物界のシーラカンスと称されることもありますが、このムクナにはさまざまな健康効果が期待できるとされています。高い栄養価を誇る植物として知られ、枯れた土地や過酷な環境下でも育成させられることから、ネパールでも大変重宝されてきたムクナ。インドでも昔からムクナは重宝されてきた豆でありますし、アーユルヴェーダ医療においてよく使用されていました。

 

最近は日本でもサプリメントの成分として販売されることが増えています。そのため、名前は知っているという方もいるかもしれませんね。インドでも昔からムクナは重宝されてきた豆ですし、アーユルヴェーダ医療においてよく用いられてきました。

 

ムクナには、L-ドーパと呼ばれる成分が豊富に含まれています。L-ドーパはドーパミンの前駆物質で、体内のドーパミン量を増加させる働きがあるとされているもので、このドーパを大量に含有しているといる点がムクナの大きな特徴です。他にもムクナにはアミノ酸や9つのアミノ酸がバランスよく含まれている点も見逃せません。チロシンやフェニルアラニン、BCAAといったアミノ酸が含有されています。アミノ酸は人間の体にとって必要不可欠な成分であることは多くの方が知っていることと思いますが、アミノ酸はさまざまな代謝活動に必要な成分です。

 

ムクナをどのような形で摂取したらよいか?についてですが、日本でも八升豆という名前で流通しているものですので、購入して食することにより、ムクナに含まれる成分を摂取することは可能です。ただ、ムクナはとてもアクの強い食物にて生で食べるのは難しいです。加熱してきちんとあく抜きをしないことには食べられないでしょう。また、ムクナばかり食べれば栄養も偏ってしまいますから、そう考えるとムクナはサプリメントで摂取するほうが賢明なのではないでしょうか。

 

ムクナはもともと天然由来の植物で、古くから重用されてきた食物ですから基本的に副作用の心配はないとのこと。しかし、L-ドーパの含有量が多いこともあって、ドーパ製剤等を服用している方は注意しなければなりません。多量に摂取しすぎるとさまざまな弊害を引き起こしてしまう可能性があります。摂取し過ぎが悪影響を及ぼしてしまうことは十分考えられるので、適量を守ることが大事となります。

ムクナ

ムクナ効能・効果

ムクナどのような効果や効能があるのかについてここからは見ていきましょう。ムクナを使ったサプリメントも人気ではありますが、継続して摂取することになるサプリですので、効果・効能についてはしっかりと理解しておきましょう。

 

そんなムクナの効果には、一つにパーキンソン病の改善効果が期待できるとされています。パーキンソン病はドーパミン不足が原因で起きると言われますが、ムクナはドーパミンの生成量を高める働きがありますので、ムクナにてドーパミン不足を改善することができれば、パーキンソン病改善に役立つ可能性が高まります。ちなみに、インドで古くから実践されているアーユルヴェーダ医療においてムクナがL-ドーパ製剤の代わりとして使用されています。パーキンソン病が進行すれば、体の動作が遅くなったり歩きにくくなったりしますので、ムクナを食することにより、これらの症状が改善されるのはうれしい限りです。

 

次にムクナには、メンタル面でも改善効果が期待できます。ムクナにはL-ドーパが大量に含まれ、L-ドーパは摂取したあとに脳内にてドーパミンとして変換されるため、集中力やモチベーションを高める効果が期待できます。メンタル面にも優れた効果が期待できる点も要チェックです。

 

また、ムクナには必須アミノ酸の一種であるBCAAが豊富に含まれていますが。この必須アミノ酸は筋肉を作る上でも必要なものです。そのため、運動能力の向上にも期待が高まります。特にスポーツを行っている方、日々身体を鍛えている方には良い効果が期待できる可能性があります。BCAAには疲労を軽減してくれる働きもあるとされているため、疲労回復効果も期待できます。年々疲れやすいと感じてきている方や、日々忙しく働いているビジネスマンには非常におススメです。早期に疲労回復することでメンタル面にも良い影響を及ぼす可能性があります。

 

ムクナに含まれるアミノ酸は、血流を改善する働きも期待できるので、血液をしっかりと全身に巡らせることも可能となりそうです。血液がしっかりと体中を巡るようになれば、むくみ予防や冷え症の改善にも効果が期待できます。女性の方の場合、慢性的な冷え症に悩んでいるという方や毎朝むくみに悩まされているという方もいると思いますが、血流が改善されることで、冷えやむくみの改善効果が期待できます。そうすれば、快適な日常生活を送れるようになるのではないでしょうか。他にもドーパミンによって活性化されるテストステロンに、血流量を増加させるような作用があることも知られていますので知っておきましょう。

 

さて、ここからは男性生殖器に関する話題です。年を重ねるごとに性機能が低下してしまうのは当然のことです。高齢になっても性欲旺盛で衰え知らずの方も多数いますが、基本的は加齢と共に性欲や性機能が低下してしまいます。性欲もほとんどなくなったならまだしも、性欲はあるのに性機能が衰えてしまったとなればこれは非常に悲しいことです。いざセックスを行おうとしてもペニスが硬くならない、中途半端な硬さになって中折れしてしまう、となれば行為に及ぶことができません。そのような性機能の低下に苦しんでいる男性は実は結構多いのです。

 

その悩みに応えるべく、ムクナにはペニス増大の効果が期待できると言われています。ドーパミンの生成量が増えることによりテストステロン量も増加します。それによって性欲と勃起力の向上が期待できると言われています。精力剤などにムクナ成分が用いられることもあるようですので、この点については一定の根拠があると思われます。また、パーキンソン病の治療にL-ドーパ製剤を摂取している患者の中には、性機能の改善や、性欲が増大した方もいるとのこと。このようなことから精力剤にも用いられているのもうなずけます。

 

ムクナを摂取することで血流の改善が期待できるわけですが、この血流の改善がペニス増大に大きく関わってきます。ペニスが勃起して硬く大きくなるのは、血液がペニスに集まるからです。血流が改善されることにより、ペニスにも血液が行き渡りやすくなります。血液が全身をスムーズに循環できるようになると、性欲が高まった際には脳からペニスに血液を集めるような指令が出ます。これによって血液がペニスに集中し、硬くて立派なペニスとなるわけです。しかし血流が悪いと勃起に必要な血液をペニスに流すことが難しくなり、中途半端な大きさ・硬さとなってしまいます。性行為に必要な勃起力がないと女性と性交渉に及ぶことすらできません。

 

しかしその点、ムクナには性欲を高める効果も期待できるだけでなく、血流促進やテストステロンの増加で勃起力を向上させることが期待できます。快適なセックスライフを楽しみたいという男性には最適な食物なのです。現在はサプリメントとしてさまざまな商品が販売されていますので、それを摂取した方が非常に効率的ですし、バランスの良い食事を行えます。ムクナのサプリメントを摂取して、ペニスに今以上の活力を取り戻してあげませんか?