男性にとってのセックスは「挿入→射精」が良くも悪くも第一。そのため挿入可能な状態にするために、できる限りの愛撫を女性に行って濡らすことを試みます。もともと濡れやすいという女性もいるとは思いますが、前戯が下手な男性の場合、女性もなかなか濡れにくかったりすることがあるようです。濡れ度合いが弱いにもかかわらず、「濡れたからそろそろ挿入しよう」とする男性って結構多いのだとか。女性からしてみたら「もっと前戯に時間をかけてよ」「まだそんなに濡れてないんだけど」と、まだ準備ができていないのに挿入されて幻滅、なんてことがあったりします。そんなダメダメ男性にならないように、少し入れたいのを我慢して、もう少しだけ前戯に時間をかけてみませんか?

今回は、前戯にあまり時間をかけてこなかった男性のために、最高の前戯テクニックについて見ていきたいと思います。

前戯にかける時間はどれくらい?

「一般的なカップルの善義にかける時間ってどれくらいなんだろう?」
「自分の前戯にかける時間は短いの?長いの?」

人と比べることがないセックスの前戯にかける時間は、人と比べてどうなのかが気になるところ。基本的に前戯とは、男性が女性を気持ちよくさせて濡れさせ、挿入する準備を整える役割が大きい部分ですから、最終的に十分に濡らせることができればOKということではあるでしょう。しかし、前戯にかけて欲しい時間も女性によって千差万別。5分が長いと感じる人もいれば、30分でも短いと感じる人もいます。そんな複数の女性と関係を持ち続けている男性でない限りは、ごく限られたパートナーが満足してくれる前戯の時間をしっかり把握しておきたいところです。こればかりは、何度かお互いセックスをするだけの間柄にならないとわからないこともあります。しかし、1回以上その相手とセックスする機会があるというならば、どのぐらいの時間前戯に時間をかけていったらいいのか、実際に前戯を行いながら判断していくのか、女性自身に「どうしてほしい?」と聞きながら前戯をする、そうすることでこのぐらいのタイミングで「入れて欲しい」となったタイミングを知りましょう。

また前戯は長すぎてもNG。女性にとっては「早く入れるなら入れてくれ」と思うぐらい、ねちねち前身愛撫をする男性もいるようです(これは年配の男性に多くいようです)。確かに、時間をかければかけるほど、せっかく濡れた女性器も乾いてしまいますしね。具体的には1時間を超えるような前戯は女性も「面倒くさい」「うざい」と思っているようなので、ほどほどにしておきましょう。

最高の前戯テクニック

具体的に前戯にどのようなテクニックが求められるのか、ここからは挿入前の前戯で女性を気持ちよくするためにテクニックについて上半身への愛撫(キス・おっぱい)を中心に見ていきます。

キスを上手に活用する

たかがキスと思うなかれ、セックスにおいてキスは重要なコミュニケーションの一つ。キス一つで相手をうっとりさせることもできますし、キスが上手い男性であれば、キスだけで濡らすことも容易に行えます。逆にキスが下手な男性は、前戯もあまりうまくない、と思われてしまうので、まずテクニックを磨きたいのであれば、キスを重点的にうまくなれるようにしましょう。

では、どのようなキスが最適なのか。前戯におけるキスは、強引に行うのではなく時間をかけてゆっくり行うことが重要です。何度もキスをしている相手であっても、初めてのキスのようにロマンティックなシチュエーションを思い起こさせるようなキスを行います。そのためには、最初からガッツリ舌をいれるといったことがないようにすること。初めてのキスでいきなり舌を絡ませてきたら結構引くという女性は多いです。まずはソフトタッチするような軽いキスから、その後なんどか軽いキスを繰り返し、徐々に舌を絡ませる、歯に舌をしのばせる、といった段階を踏んでいきます。一旦唇を離し、首筋や耳たぶを攻めるというのも効果的。それからさらに唾液を絡ませながら濃厚なキスを行っていくことで、徐々に女性の心も体も開かせていきましょう。

おっぱいへの愛撫は2つに分けて

おっぱいへの愛撫を行わないという男性は100%いないと思いますが、いつも同じように服の上からおっぱいを揉んでブラを脱がし、左右の乳首を吸って、といった通り一辺倒の愛撫に終始していませんか?それでは前戯の時間も少ないのは当然ですし「また同じ攻めかたなの?」と女性にも飽きられてしあうことにつながってしまいます。

おっぱいへの愛撫に関しては、2つのパーツであるとわけて考えて前戯を行うとより効果的。おっぱい全体と乳首(乳輪含む)周辺で攻め方を大きく変えてみましょう。

まず、おっぱい全体に関してですが、実はおっぱい自体あまり性感帯として決して感度がよいものではありません。なんせ脂肪の塊のようなものですから、そこだけを揉んで満足するのは男性だけ(女性でも気持ちいと感じる人は当然いると思いますが)だと思った方がいいくらいです。そんなおっぱいを愛撫する際にはどのように攻めればいいのか、一つの攻め方としては、腋のあたりからおっぱいの周辺をなぞるように触っていくのがベスト。このあたりを「スペンス乳腺」というようなのですが、この部分はおっぱいの中でも脂肪が少ない部分とされており、比較的感度が高いエリア。この部分を集中的に攻めることで女性が感じやすくなります。とはいうものの、この部分は男性が女性のおっぱいを揉んでいく場合に、必ずといっていいほど触れる場所でもあるんですね。ですから、その触り方が非常に大事になります。できるだけゆっくり触るか触らないかのような感覚で触れていくと、「ビクビクっ」といった感覚を与えることができる場所です。ぜひ覚えておいてください。

次に乳首への愛撫についてです。乳首を攻める場合には基本2つ、「舌を転がす」か「乳首を軽くかんでみる」といった形がベスト。舌の転がし方の程度によって前戯が上手いか下手かを判断できると言っても過言ではないでしょう。とはいえ、舌を転がすといってもどうすればよいかよくわからないという人もいると思います。これは普通に乳首を口に含んで舌でちょろちょろと乳首をこねくり回すにすぎません。ただし、乳頭部上から舌で舐め回すのではなく、乳頭の側面を舐めるように舌を転がすとより感度が増します。女性の乳首もいろいろなタイプがあるので、乳首が小さい人、陥没乳首の人、やたらと乳首が長い人などで攻め方は多少変わると思いますが、試してみると新たな反応を得られて面白いかもしれません。

また、乳輪周辺も攻めたいポイント。乳首は普通に攻めるものの、あまり乳輪部分まで意識したことがないという男性も実は多いかもしれませんが、乳輪周辺も感度の高いエリア。いきなり乳首を攻めるのでなく、乳輪周辺(境目部分あたり)をまずは優しく触りながら、乳首への愛撫をじらす行為として乳輪周辺を攻めてみましょう。とにかく乳首への愛撫を行う前に攻めることが大事です。乳首自体が大事な性感帯ですので、乳首にたどり着いてしまった後では感度は大きく半減してしまいます。攻める順番を考慮することも前戯においてはい非常に大事になりますので、こちらも実践する際には意識しておきましょう(頭の片隅に置いておくぐらいで十分です)。