女性を悦ばせるために、性感帯への愛撫は欠かせませんが、その中でもかなり感度の高いとされる「Gスポット」と呼ばれる場所について、どれだけの男性がその場所を正確に知っているのでしょうか?「Gスポットを刺激すれば潮吹きができる」、アダルトビデオで見るような潮吹きにはGスポットへの刺激が必須。しかし、いつまで経っても潮吹きができないのであれば、もしかしたらGスポットの場所を間違っているのかもしれません。

今回はGスポットの見つけ方について見ていきたいと思います。

Gスポットってそもそも何?

Gスポットとは、20世紀の中盤にドイツ人医師のグレッフェンベルグによって発見されたもので、彼の頭文字を取ってGスポットと名付けられたと言われています。このGスポットの場所はどこかというと、膣口から3~5cmのお腹側のあたりにある、なんとなくザラザラしている場所がGスポットと言われています。人によっては500円玉サイズのスポットがあるように言われていますが、実際のところ膣内は基本ザラザラ感があるような場所なので、明確にこの範囲がGスポットですよ、という部分は触った感じからしてもよくわかりません。

Gスポットを刺激するとどうなる?

このGスポットは女性の性感帯の一つで、ココを刺激することでオーガズムに達することができるとも言われる場所です。うまく刺激することができれば、AV男優のように潮吹きを実現できるかもしれませんが、結構これが至難の業。テクニックだけでなく、Gスポットを適切に刺激する以外にも、気持ち自体を解放してあげなくてはならないなど、さまざまな要素が重なって初めて、潮吹きまで実現できるというものです。ただ、いずれにせよGスポットがどこかは女性によっても様々。膣の長さも女性によって異なりますので、膣口から大体このあたりだろう、と思って刺激を与えていてもぜんぜん反応しない、なんてこともざらにあります。

Gスポットがどこかわからない時は?

では、Gスポットがどこかわからない場合、どうしたらいいのでしょうか?まずは、だいたいこの辺である、というアタリをつけた状態で、周辺を押してみて女性の反応を確認しましょう。先ほど述べたようにGスポットは500円玉ほどの大きさと言われているので、指が届く範囲をある程度触りながら、どのあたりがGスポットなのかを見つけていきます。

その際に、反応をさらに確認したいのであれば、反対の手でお腹側からも押してみると良いです。そうすることで、より刺激を与えることができるようになります。気を付けないといけないのは、Gスポットの刺激に関わらず、女性器の膣内に指を挿入するのであれば爪をしっかり切っておくこと。Gスポットを探すあまり、膣内を傷つけてしまっては病気に感染してしまう可能性もありますので、十分注意しましょう。

なんとなく反応が得られる場所、それがGスポットかどうかはさておき、女性がクリトリス同様に性感スポットとして感じる場所を発見したら、その部分を重点的に押していきます。そのスピードは緩急を付けたりしながら刺激をするのがおすすめです。Gスポットの刺激と合わせ、他の性感帯である乳首やクリトリス、なども刺激していくことで全身を男性にゆだねるように緊張が和らいでいきます。そうなってくれば、潮吹きを実践できる可能性も高まることでしょう。

Gスポットが見つかった、さらに感度を高めたい時は?

多分ここだろうというGスポットの場所が分かった後、どうやってその刺激を高めていけばいいのでしょうか?
実は性感帯全般に言えることですが、最初はあまり気持ち良いと感じなかったのに、徐々に気持ち良さを感じるようになった、そんなことを聞いたことはありませんか?よく処女だった女性が、最初の性行為の際には「痛くてたまらなかった」というものの、回数を重ねていくにつれてだんだんと、気持ちよくなったという話は聞いたことがあるのではないでしょうか?そのように、刺激を得ることで女性はだんだんと快感となります。それが性感帯の「開発」ということにつながるのです。

Gスポットも何度も刺激を繰り返すことによってだんだんと気持ち良さを高めていけるようになるものですから、男性がGスポットを刺激しても潮吹きもしないので、「気持ちよくないのかも?」「自分のテクニックがないのかも?」と悩む必要はありません。女性の体調や精神状態もあることは頭に入れておきましょう。

Gスポットは誰もが気持ちいいものではない

男性が「Gスポットを開発していきたい」と思っていても、女性にとってはあまり気持ちいいものに感じないため、苦痛に感じているということもあるかもしれません。全ての女性にとってGスポットの刺激が気持ちいいものではないですし、ちょっと場所がずれるだけで快感ポイントではないのかもしれませんから、あまり気にせずに性感帯刺激を行っていきましょう。また、AV男優のように激しく指を出し入れするのもあまり望ましいものではありません。女性によっては痛さしか感じない場合もありますので、Gスポットを刺激する場合には、女性に「痛くない?」「ここ気持ちいい?」と確認しながら行うと、失敗が少なくて済みます。

Gスポットでなくても女性器に性感ポイントがいっぱい

もし、Gスポットへの刺激が思うようにいかなくても卑屈になることはありません。女性器にはクリトリスをはじめ、ポルチオなど他にも刺激を与えると快感を得られるポイントはいくつかあります。そちらを刺激することで、女性自体はセックスに満足を得られるわけで、何が何でもGスポットと思う必要はないと思ってセックスに臨みましょう。

クリトリスの愛撫法

クリトリスは女性の性感帯の中でも1,2を争う性感スポット。クリトリスは普段皮をかぶっているので興奮させることによって包皮を剥き、直接クリトリスを触ったり下で転がしたりして愛撫してあげましょう。Gスポットとクリトリスはつながっているとさえ言われていますので、クリトリスへの刺激はGスポットへの刺激と同様にやさしくじっくりと行うのがベストです。

ポルチオの愛撫法

ポルチオとは子宮口周辺(子宮膣部)にある性感スポットです。指を入れた奥にある部分がそこにあたります。ポルチオは指で触れないという人もいるようですが、実際のところ触れる場所にあります。ポルチオ自体あまり触っても感覚はないところですが、適切な刺激を与えることで快感を得られるようです。ただし、クリトリスとは違って目に見える場所ではないことや、ピンポイントでここ、という感じではなく、「このあたりがポルチオ」といった具合のものとなっています。ポルチオへの刺激は指だけにとどまらず、ペニス挿入によっても行うことができます。挿入した後できるだけ奥深くまで突く感じになると、何か先に当たった感じを得られることがあります(短小ペニスの場合は難しいかもしれません)。そのあたりがポルチオなので、挿入でポルチオを刺激できる人であれば一石二鳥かもしれません。

ちなみにGスポットは手では刺激が出来る部分ですが、ペニス挿入によって刺激ができる箇所ではありませんので、その点はGスポットとポルチオで大きく異なるポイントです。