ペニス増大手術で失敗しないための基礎知識

2022年3月1日 2022年3月1日

ペニス増大手術の基礎知識

まず、ペニス増大手術には、ペニスを長くする手術とペニスを太くする手術の2種類が存在します。
どちらも満たしてくれる増大手術というものは基本的にありません。

基本的に、というのは2種類の手術を合わせることで理論的には可能だからです。

ですが、2種類を同時にするというのは体に負担がかかりますし、医師の診断次第ではできません。

ですので、増大手術を受けたいという人はまず自分はペニスを太くしたいのか長くしたいのかどちらかを決めてしまうといいでしょう。

ペニスを長くする手術は「長茎手術」と呼ばれ、主に埋没陰茎長茎手術と脂肪吸引長茎手術があります。
埋没陰茎長茎手術はお腹に中にあるペニスを外に引っ張り出す手術で、脂肪吸引長茎手術は余分な脂肪を取り除いてペニスを大きく見せる手術です。

埋没陰茎長茎手術の方は通常時のペニスが大きくなり、脂肪吸引長茎手術は通常時も勃起時も大きく見せることが可能です。
ただし、脂肪吸引長茎手術は太っている人しか受けることはできません。

勃起時のペニスを長くしたくて、太ってもいない人は、この2つのどちらとも適していません。

その場合は「薬剤注入」による手術しかありませんが、この手術はどちらかというと太さを増すために使われることが多いため、長くするために薬剤注入をやっているクリニックは限られます。

通常時に自信を持ちたい人、もしくは太っている人にはオススメできる増大法です。

ペニスを太くする手術は「長径手術」と呼ばれ、「薬剤注入」タイプの手術しかありません。
薬剤注入タイプの手術の場合は入院の必要もなく、切らないので安全性が高いですが、「持続時間が短い」という特徴があります。

つまり、手術をして太くしてもある一定の期間を過ぎると元に戻ってしまうわけです。

注入する薬剤にもいろいろあり、持続時間が短いものほど価格は安くなります。
半永久的に持続するタイプのものもありますが、自然に体内に吸収されない物質なので、稀にアレルギー反応をおこすことがあるので注意が必要です。

ペニスの茎の部分、サオの部分を太くしたいときはサオに注射しますし、カリ（亀頭）を太くしたい場合には亀頭に注射するといった感じです。

薬剤注入の場合は一定期間を置けばまたもう一度注射することが可能なので、気軽にできる増大手術だと言えます。

手っ取り早く太くたくましいペニスを作りたいという人にオススメです。

たった一回の手術でペニスが劇的に大きくなる。男性にとっては夢のようなものでもあり、少々怖いものでもある。増大手術はそんなイメージだと思います。

実はペニスを大きくするための増大手術。失敗の例というのが数多く存在します。

これらの失敗があまりネット上でおおっぴらにならないのには理由があり、一つはクリニックなどの業界関係者がネット上にそういう話しが上がらないように努力している点。二つ目は、話題がデリケートなので失敗したことを本人が表に出したがらない点です。

これらの理由により、あまり多く語られることのない「増大手術の失敗」。

手術に失敗してしまうとどうなってしまうのでしょうか。

まずは大きな失敗の事例から見ていきます。

とある男性が亀頭を大きくするための手術を行いました。その男性は手術が終わった後から痛みが引かず、何日かたってもずっと痛いままでした。

流石にまずいと思った男性は手術を受けたクリニックではなく、別の大きな病院に行き検査を受けました。

すると、なんとペニスの一部が壊死するという事態になっていたのです。

結果としてその男性はペニスの一部を切除することになりました。セックスは愚か、排尿が難しくなり、日常生活にすら支障が出るようになってしまったのです。

男性はその後クリニックを訴えることになったようですが、手術前に誓約書を書いていると思いますので、裁判はなかなか厳しい結果になりそうです。

怖いですよね。こういった大きな失敗例もちらほらあるようですが、そのほとんどがクリニック側の日々の努力によってかき消されてしまっている現状があります。

そして、小さな失敗で言えばもっとたくさんあります。

せっかくペニスを大きくするために手術をしたのに、サイズがほとんど変わらなかったり、感度が落ちてしまったという例ですね。

増大手術にかんしてもできる範囲、術式、そして個人差がありますので、一概に何センチ大きくなるというのはわからないことが多いのです。

ですので、手術をしたけど実際はあんまり意味がなかったという例もかなりたくさんあります。

そして、包茎手術などと同時に増大手術をする場合、ペニスの皮の一部を切除したりすることで、感度が落ちてしまうことがあるようです。

実は包茎手術でカットしてしまう部分は、快感神経がたくさん通っている部分になります。この部分を不要だからといって切ってしまうのは、のちの性生活にも影響を及ぼすことになるでしょう。

せっかく手術したのにセックスを楽しめなくなってしまったら、完全に本末転倒ですよね。

このように、ペニス増大手術には、ネット上に出回っている以上のリスクが存在しています。一概に手術は絶対に悪いというわけではありませんが、リスクがあるということは知っておいて損はないでしょう。

本当に手術する必要があるのか、そのほかに方法はあるのではないのか、自分の中でよく考えてから手術に踏み切るようにしてくださいね。