
まず、FXで年収1億円以上を達成している人はそれほど少なくありません。日本人にも数千人いると言われています。
ですが、それが年収10億円となるとどうなのでしょうか。
そもそも現実的な数字なのでしょうか。
また、達成できるとしたらどのような方法でFXトレードをすべきなのでしょうか。
目次
FXで年収10億円というのは現実的か?
まず、日本で最もFXトレードで稼いでいる人の年収は20~30億円だと言われています。
ですから、「いくらFXでも、年収10億円は無理」という考え方は間違っています。
これが1億円となると冒頭で紹介したとおり数千人はいますし、
1,000万円ともなれば「ザラにいる」というレベルです。
ちなみに専業トレーダーを目指すなら、とりあえず年収600万円を目標にしましょう。
月収50万円ですので少し高く感じるかもしれませんが、「福利厚生がない」「社会的信用が低い」などのデメリットもあるので、これくらいは最低限欲しいところです。
「FXで年収10億円が可能」
別の切り口から、「FXで年収10億円は無理ではない」という事の解説をします。
1日の利益:元手の1パーセント
そして週5日FXトレードをすると考えると、4年目で年収10億円をクリアするという計算になります。
ちなみに、年収1億円なら3年目で到達します。
「意外と早い」と感じたのではないでしょうか。
もちろん、毎日10万円しか投資しないのであればこれは絶対に不可能な数字です。
ですが、1日目10万円、2日目10万1,000円、3日目10万2,100円と投資していけば、どんどん利益が大きくなるため、年収1億円~10億円が夢ではなくなるのです。
もちろん実際には、毎日安定して1パーセント稼ぐというのはまず無理です。
しかし、「FXトレードの利益を、次のFXトレードの元手にする」という考え方は非常に重要です。この発想がなければ、年収1億円も達成できない事でしょう。
ただ、逆に言えば「少額資金でも何とかなる」ということですね。
FXで年収10億円を狙うなら海外FX業者を使うべき!
ここまでの解説で、FXで10億円稼ぐことは可能であるとお分かりいただけたのではないでしょうか。
そして、FXで大金を稼ぎたいのであれば日本のFX業者ではなく、海外FX業者を使うべきです。その理由は主に以下のとおりです。
- ハイレバレッジ取引ができる
- ゼロカットシステムがある
- ロスカットされにくい
それぞれ詳しく見ていきましょう。
①ハイレバレッジ取引ができる
国内FX業者の場合、レバレッジは最大25倍までしか効かせることができません。
ですが、海外FX業者であれば数百倍~3,000倍のレバレッジを効かせることが可能です。
元手が1万円だったとすると、国内FX業者であれば25万円、海外FX業者なら3,000万円のトレードができるという事になります。
「時間効率」が全然違いますので、国内FX業者は避けて海外FX業者を使いましょう。
②ゼロカットシステムがある
「レバレッジ3,000倍なんてFXトレードをしたら、負けたときに大変な事になる」と感じるかもしれません。
実際、その考えは間違いではありません。
本来は「追証金」というものがあるので、「10億円稼ぐつもりが、大きな借金を抱えることになる」という可能性もあります。
ですが、海外FX業者の中には「ゼロカットシステム」を設けているところがあります。
これは簡単に言えば「口座残高が0を切っても、0に戻してくれる仕組み」です。
つまり、追証金が発生しないという事ですね。
このシステムがある時点で、ハイレバレッジ取引を恐れる理由はほぼなくなります。
ちなみに、国内FX業者でゼロカットシステムを設けているところは存在しません。
日本には「トレーダーの損失を、FX業者がカバーしてはいけない」というルールがあるからです。
また、海外FX業者だからといって絶対にロスカットシステムがあるわけではないので気を付けてください。
③ロスカットされにくい
「レバレッジ倍率が高いと、ロスカットされやすい」とよく言われていますが、それは間違いです。むしろ、ハイレバレッジ取引のほうがロスカットが発生しにくくなります。
例えば、
トレード高:1万通貨
トレード結果:1$100円で購入→1$96円で売却
このときレバレッジの倍率がいくつであっても、「口座内の証拠金の減少量」は「1万通貨×4円=4万円」です。
したがって、証拠金の残高は1万円となります。
さて、
という式があります。
これを踏まえつつ、「レバレッジ25倍」と「レバレッジ1000倍」とで比べてみましょう。
上記と同じ条件で、
レバレッジ25倍なら
必要証拠金:4万円
証拠金維持率25パーセント
となります。
ですが、これがレバレッジ1000倍なら、
必要証拠金:1000円
証拠金維持率:1000パーセント
となります。
FX初心者の方にとっては少しややこしいかもしれませんが、「レバレッジ倍率が高いほうが、少ない元手で証拠金維持率を高くできる」と考えてください。
FXで年収10億円を目指す場合の注意点
続いて、FXで年収10億円を狙う場合に気を付けるべきことを紹介していきます。
しようと思えば難しい説明も色々できますが、ここではただ一点に絞ります。
それは、「FX依存症になってはいけない」という事です。
「レバレッジ3,000倍でのFX取引」なんて、他のギャンブルではまず味わえない興奮です。
(FXは賭け事ではありませんが、あえてギャンブルと言います)
しかも、ロスカットシステムがあるので、人によっては物凄く油断してしまいます。
大雑把に言えば「上手くハマれば大儲けできるのに、リスクがない!」などという精神状態に陥る恐れがあります。
ですが、レバレッジが何倍であろうが、10万円投資したなら10万円負ける可能性がありますし、1,000万円賭けたなら1,000万円負けるかもしれません。
「昨日の負けを取り返そう!」などと思えば、どんどん投資金額を増やす事になります。
そして、運よく大勝利すると強烈な成功体験が脳に刻み込まれて……。
この先はあえて説明しません。
本当にFXで10億円稼げる人は、これとは真逆。
1日単位で勝とうが負けようが、淡々としています。
なぜなら、「トータルで10億円稼ぐための過程」でしかないからです。
そのため、何連敗しようが何連勝しようが「自分の必勝パターン(取引ルール)」を変えることはありません。
長くなってきたのでまとめますが、10億円トレーダーは「カッコいいギャンブラー」ではありません。
「冷静な仕事人」です。
まとめ
FXで10億円稼ぐことは不可能ではありません。
日本にも、実際にそれくらいの利益を出している人はいます。
また、「FXの利益を、FXの元手にする」ことができるので、あまり元手が用意できなくても問題ありません。
そして、
- ハイレバレッジ取引が可能
- ロスカットシステムあり
- ロスカットされにくい
というメリットがある海外FX業者を使えば、稼ぐ効率が高くなります。
また、ロスカットシステムがあれば、追証金も発生しません。
最大の敵は「精神状態」です。
FXにのめり込んで熱くなってしまえば、10億円稼ぐどころか、FX業者にどんどん搾取される事になります。
ですから、常に冷静にトレードしましょう。
「その日の損失」も「その日の利益」も、いずれ年収10億円を達成するための「いつもの仕事」でしかありません。