
今回はXMの口座種類の解説をしていきます。
口座種類は3つ。どれを選ぶべきなのでしょうか。
目次
XMの口座種類3つをそれぞれ紹介
早速XMの口座種類について解説していきます。
- スタンダード口座
- マイクロ口座
- ゼロ口座
口座種類① スタンダード口座
スタンダード口座の最低入金額はわずか5ドルです。
誰でも簡単にFXトレードを始めることができるでしょう。
しかも、
- 新規口座登録ボーナス(3,000円)
- 入金ボーナス(最大50万円)
- XMポイント(『条件を満たすトレード』ごとに取引で使えるポイントを付与)
という特典もあります。
新規口座登録ボーナスを使えば、自己資金0円でXMでトレードすることができます。
(ただし新規口座登録ボーナス・入金ボーナス自体をそのまま出金することはできません。ですが『ボーナスから発生させた利益』であれば当然出金できます)
「1ロット=10万通貨」であり、オーソドックス。また、「商品CFD取引」もできます。
「スタンダード」というだけあってクセのない口座ですので、迷ったらこのスタンダード口座を選びましょう。
実際、多くのXM利用者がスタンダード口座を開設しています。
口座種類② マイクロ口座
「マイクロ口座は、スタンダード口座の縮小版である」と考えてください。
スタンダード口座は「1ロット=10万通貨」でしたが、マイクロ口座の場合は「1ロット=1,000通貨」です。
「トレード最小ロット」は0.01ロットですから、わずか10通貨からトレードできるというわけですね。
さて、ここで一つ例を挙げます。
取引量:1ロット(1,000通貨)
レバレッジ倍率:888倍(XMの最大レバレッジがこれです)
この際の必要証拠金は約112円です。
もう一つ例を出します。
取引量:0.01ロット(10通貨)
レバレッジ倍率:888倍
この場合の必要証拠金は約1.1円です!
「口座登録ボーナス3,000円」だけを証拠金とするとしても、証拠金維持率を約30万パーセントにすることができるので、ロスカットはほぼ発生しません。
もちろん、そのぶんマイクロ口座で得られる利益はスタンダード口座を使う場合に比べると、かなり少なくなります。
ですが、損失も少なくなるわけですから、「とりあえずFX・XMに慣れたい」という人におすすめです。
口座登録ボーナス3,000円だけでもかなり取引できるので、自己資金ナシで始めてみるのも良いでしょう。
口座種類③ ゼロ口座
ゼロ口座には、以下のようなデメリットがあります。
最大レバレッジ倍率500倍
他の2つの口座であれば888倍です。
「500倍で十分」と感じるかもしれませんが、倍近く違うわけですから、筆者としてはかなりのデメリットだと思っています。
最低入金額100ドル
他の2つの口座の最低入金額は5ドルですから、ゼロ口座の入金ハードルはやや高いです。
とはいえ日本円にして約1万円ですから、それほど大きなデメリットとは言えませんが。
商品CFDトレードができない
他の2つの口座であればできます。これは明確なデメリットですね。
ただ、もちろん商品CFDに興味がない人からすれば関係ありません。
入金ボーナスとXMポイントがない
ゼロ口座に限っては、「最大50万円の入金ボーナス」&「いつの間にか蓄積していることが多いXMポイント」がもらえません。
これはかなりのデメリットです。※新規口座登録ボーナスはもらえます。
そんなゼロ口座の唯一と言ってもいいくらいのメリットは、
ということです。
平均0.1pipsであり、場合によっては0円になることもあります。
他の2つの口座のスプレッドが平均1~2pipsくらいですから、とても狭いですね。
ただし、ゼロ口座限定で「10万通貨につき10ドル」というルールで手数料が発生します。少しがっかりするかもしれませんね。
ですが、これを加味して考えてもスタンダード口座・ゼロ口座よりは、取引手数料が安くなります。
ゼロ口座はスキャルピングトレード向けですが……
ゼロ口座のスプレッドが狭いという性質は、スキャルピングトレードとの相性がいいです。
スキャルピングトレードは数秒~数分で完結するトレードスタイルで、何回もトレードする必要があるため、スプレッドを繰り返し徴収される事になるからです。
実際、XMの口座種類であるゼロ口座は、スキャルピングトレーダー向けに作られたようです。
しかし、私はゼロ口座でスキャルピングトレードをする事を推奨しません。
・入金ボーナスが獲得できないという欠点が大きすぎる
・入金のハードルが高い(気にならない人も多そうですが)
・スタンダード口座でもスキャルピングトレードができるから
そうなんです。スキャルピング取引はスタンダード口座でも可能なんです。
スプレッドの広さがネックとなりますが、レバレッジ倍率を888倍にすれば十分稼げます(888倍未満にしてもいいですが、あえて下げるメリットはないと感じています)。
入金ボーナスをもらいつつ、スキャルピングに取り組んでみてはいかがでしょうか。
ただし、口座種類のゼロ口座でスキャルピングトレードをするのはさすがにおすすめしません。
スキャルピングトレードは「小さな利益をかき集める」タイプのFX取引であり、大きく勝てた日はまだしも、「トータルで何とか勝てた」というレベルでは、利益が非常に少なくなる可能性が高いからです。
ただ、「利益はついで。とりあえずスキャルピングトレードの練習がしたい」というのであれば、ゼロ口座を使ってみてもいいかもしれません。
XMでは口座種類をコンプリートすることができる
XMでは一人につき8つまで口座を作ることができます。
この複数口座開設ですが、「最初の口座がスタンダードだったら、残り7つもスタンダードに固定される」という事はありません。
例えば、
- 最初はマイクロ口座で練習
- 慣れてきたらスタンダード口座を作る
- どこかのタイミングで一応ゼロ口座も作っておく
ということもできます。
ですから、「他の口座種類はあとから作ればいいし、とりあえずスタンダード口座でいいや」くらいの心構えでもOKです。
1つ目の口座を作るときに本人確認書類などを提出しているはずですので、2つ目以降は書類提出不要です。拍子抜けするくらい簡単に複数口座開設を済ませることができます。
※2つ目以降の口座については「新規口座登録ボーナス」「入金ボーナス」は獲得できません。ですが、XMポイントは獲得できます。
まとめ:XMの口座種類 まずは気軽にスタンダード口座から!
XMの口座種類について解説しました。
スタンダード口座
迷ったらこれ。各種ボーナスがもらえて、レバレッジも888倍にできる。
マイクロ口座
スタンダード口座の超縮小版。FXトレーダーの練習がしたい未経験者・初心者におすすめ。ただし大きな利益は見込めないので、慣れたらスタンダード口座に移行しましょう。
ゼロ口座
「スプレッドの狭さ」以外のメリットがありません。スキャルピングトレード向きではありますが、スタンダード口座でもできるので、あえてゼロ口座を作る必要はないでしょう。
「2個目、3個目以降なら、一応作っておいてもいいかも」というレベルです。
いずれにせよXMでは8つまで口座を持てるので、あまり悩む必要はありません。
とりあえずスタンダード口座から始めてみてはいかがでしょうか。