【海外FX業者比較】BigbossとGemforexの取引環境を徹底比較!

海外FX業者を使いたいと思った場合、どの環境がいいのか疑問に思う方は多いでしょう。
それぞれの業者ごとに違う環境が用意されていますし、その特徴は大きく違うので、迷ってしまうこともあるかと思います。

そこで今回は、日本人人気の高いBigbossとGemforexの取引環境を徹底比較していきます。
現在迷っている方はぜひ参考にしてみてくださいね。

 

BigbossとGemforexの簡単比較

ではまず、BigbossとGemforexの取引環境を表で比較していきましょう。

 

GEMFOREXBigBoss
運営会社GEM GROUP NZ LIMITEDPrime Point LLC
設立2010年2013年
金融ライセンスモーリシャスセントビンセントグレナディーン諸島
取引形態NDD or DDNDD
資金管理分別方式分別方式
信託保全対応非対応
最大レバレッジ1,000倍1,111倍
最小ロット0.01Lot0.01Lot
最大ロット50Lot30Lot
最大保有ポジション制限なし30ポジション
通貨ペア3431
自動売買可能可能
EA対応対応
無料ツール提供
口座種類オールインワン口座
ロースプレッド口座
5000倍口座
スタンダード口座
プロスプレッド口座
FOCREX口座
入金方法国内銀行送金
クレジットカード
BXONE
bitwallet
bitcoin
altcoin
海外銀行送金
国内銀行送金
クレジットカード
イーサリアム
Perfect Money
ZOTAPAY
ビットコイン
出金方法銀行出金
bitwallet
BXONE
FOCREX
海外銀行送金
ストップレベル0〜1.0pips2.0pips
マージンコール50%50%
ロスカット20%20%
対応ツールMT4/MT5MT4/MT5

 

BigbossとGemforexの違い

ではここからは、1つ1つの項目ごとにBigbossとGemforexの違いについてご紹介していきます。

比較1:金融ライセンス

BigbossとGemforexはどちらも金融ライセンスを取得しています。

元々、BigbossもGemforexと同様にニュージーランドでの金融ライセンスを取得していましたが、近年ニュージーランドの金融規制が厳しくなったことにより、ペーパーカンパニーを立ち上げていたBigbossは登録を削除されてしまいました。

Bigbossはニュージーランドにオフィスを立ち上げるつもりはなかったようですし、厳しい金融規制の元だと自分達が提供したいサービスが規制されてしまうため、再度セントビンセント・グレナディーン諸島での金融ライセンスを取得したのだと考えられます。

Bigbossは信託保全が行われていない

FX業者の場合、信託保全と分別管理という資金管理の方法があります。
Gemforexは両方が行われていますが、Bigbossの場合は分別管理のみとなっています。

分別管理:トレーダーから預かった資産とFX業者の資産を別々に管理するという方法
信託保全:トレーダーから預かった資産を信託銀行に預けて管理するという方法

このような違いがあるので、信託保全を行われているということは万が一会社が倒産してしまった場合も資産が守られているので、安心だといえます。

しかし、Bigbossは2013年から運営を行っていてこれまでに何も問題が起きていないので、特に気にしすぎなくてもよいでしょう。

 

Gemforexは出金拒否の噂も多い

Gemforexに関しては、信託保全がされていて安心というイメージを抱く人も多いと思いますが、出金拒否の噂が絶えず流れています。

実際に悪質なトレードやシステムエラー等によって出金拒否をしたこともあるようですが、その他の要因で出金拒否をしたことはないようです。
ただ、噂もあるため、注意しておきましょう。

 

金融ライセンスのまとめ
・BigbossもGemforexも金融ライセンスを取得している
・Bigbossは分別管理のみだけどこれまでに問題はない
・Gemforexは信託保全がされているが悪い噂も多くある

 

比較2:レバレッジの高さ

Bigbossの最大レバレッジは1,111倍、Gemforexは1,000倍となっています。
少しBigBossの方が高いですが、ほとんど大差ないのでどちらを使っても問題ないでしょう。

この2社は海外FX業者の中でもレバレッジが高いので、少額から取引をしたいという方に適しているといえます。

ただ、レバレッジの制限については違いがあります。
自分の使いたい資産によってレバレッジのサイズが変わりますので、チェックしておきましょう。

 

口座資金GEMFOREXBigboss
〜200万円1,000倍1,111倍
200万円
〜300万円
500倍555倍
300万円
〜500万円
500万円
〜1,000万円
200倍
1,000万円
〜1,500万円
100倍
1,500万円
〜2,000万円
2,000万円〜

 

Gemforexの場合、200万円以下は1,000倍となっていますが、200万円以上は500倍と制限が決められています。

それに対して、Bigbossは200万円以下は1,111倍となっていますが、200~500万円以下の場合は555倍、500~1000万円は200倍、1000万円以上の場合は100倍となっています。

そのため、BigbossとGemforexを比較してみると、200~500万円の場合はBigbossの方が高いという結果になりました。

 

レバレッジのまとめ
・Gemforexは1,000倍のレバレッジが使える
・Bigbossは1,111倍のレバレッジが使える
・200~500万円の資産を入金する方はBigbossの方がレバレッジが高い

比較3:ロスカット水準

Bigboss、Gemforexのロスカット水準は20%となっています。

ロスカットはもともと投資家の資産を守るために用意されているものとなっていますが、ロスカットに遭ってしまうことによって大幅に資産がカットされてしまう可能性も十分にあります。

特にBigbossやGemforexのような高いレバレッジを使う場合、一気にロスカット水準に達してしまうことも考えられます。

その点を考えると、Bigbossの20%という低い水準の方が安心して取引を行うことができるでしょう。

ロスカット水準のまとめ
・Bigbossはロスカット水準が20%
・Gemforexはロスカット水準が20%
・ロスカット水準が低い方がギリギリまで取引をすることができる

比較4:口座タイプ

オールマイティな口座スプレッド幅が狭い口座その他の口座
BIgBossスタンダード口座プロスプレッド口座FOCREX口座
(暗号資産用口座)
GEMFOREXオールインワン口座ロースプレッド口座5000倍口座

BigbossとGemforexはどちらも複数の口座タイプが用意されています。

オールマイティにいろいろな取引ができる口座が「スタンダード口座」「オールインワン口座」となっており、スプレッド幅が狭いECN口座が「プロスプレッド口座」「ロースプレッド口座」となっています。

 

BIgBoss
スタンダード口座
GEMFOREX
オールインワン口座
BIgBoss
プロスプレッド口座
GEMFOREX
ロースプレッド口座
最大レバレッジ1,111倍1000倍1,111倍1000倍
取り扱い銘柄外国為替(34)
貴金属(2)
エネルギー(2)
株価指数(6)
暗号資産(9)
外国為替(31)
貴金属(2)
エネルギー(2)
株式指数(10)
外国為替(34)外国為替(31)
取引手数料無料無料片道4.5ドル無料
スプレッド1.6pips〜1.4pips〜1.1pips〜0.0pips〜
ロット単位10万単位10万単位10万単位10万単位
最小ロット0.01Lot0.01Lot0.01Lot0.01Lot
最大ロット50Lot30Lot50Lot30Lot
最大ポジション数制限なし30ポジション制限なし30ポジション
最低入金額100円100円100円100円
自動売買可能可能可能可能
両建て可能可能可能可能
ロスカット20%20%20%20%
取引可能ツールMT4/MT5MT4/MT5MT4/MT5MT4/MT5
ボーナス対象対象対象対象外

 

それ以外にも2つの口座が用意されており、それぞれに特色があります。

 

Bigboss:FOCREX口座

Bigbossには、FOCREX口座が用意されています。

FOCREX口座とは、仮想通貨専用の口座となっています。
仮想通貨と法定通貨を取引することができるので、仮想通貨の高いボラティリティを利用して大きな利益を出すことが可能となっています。

最近は仮想通貨業界も一気に盛り上がってきており、仮想通貨を使ってFXの取引をしたいという方も増えてきているので、その分人気が高まっている口座と言えるでしょう。

 

取引方式CEX方式
ロット単位10万単位
最小ロット0.01Lot
最大ロット50Lot
レバレッジ現物取引(1倍)
手数料往復0.4%
追証あり
ゼロカット無し
ロスカット無し
取り扱いペアBTCUSD(ビットコイン/米ドル)
EXCUSD(EXコイン/米ドル)
ETHUSD(イーサリアム/米ドル)
XRPUSD(リップル/米ドル)
ETHBTC(イーサリアム/ビットコイン)
NEOBTC(ネオ/ビットコイン)

 

比較5:取引方法

BigbossはNDD方式を採用しており、GemforexはNDD方式またはDD方式を採用していると言われています。

DD方式とは、トレーダーが行った注文を一度FX業者が受け取り、それに対してカバー注文を行ってからLPに流すという方法です。
そのため、投資家が損をする時にFX業者が得をするという仕組みになっており、その分スプレッド幅を狭くすることができます。

NDD方式とは、トレーダーが行った注文がそのままLPに流れるという方法です。
投資家が行いたいと思ったタイミングで注文が流れるので、よりスムーズに取引を進めることができますが、その分手数料がかかってしまうのでスプレッドが広くなる傾向があります。

どちらがよいというわけではありませんが、それぞれに特徴があるため、自分が取引しやすい方を選ぶ必要があります。

取引方法まとめ
・BigbossはNDD方式なので、約定力が高くてスムーズに取引できる
・GemforexはNDD方式 or DD方式なのでスプレッド幅が狭い傾向にある

比較6:最大ポジション数

Bigbossは保有するポジションに制限はありませんが、Gemforexの場合は30ポジションと限定されています。
これはどちらの口座を持っていても、同様の条件となっています。

最大ポジション数が決められていると、自分のやりたい取引ができない場合があるので、注意しておきましょう。
最大ポジション数まとめ
・Bigbossはポジションに制限がない
・Gemforexは30ポジションに限定されている

まとめ

いかがでしたか?BigbossとGemforexはどちらも日本人から人気の高い海外FX業者です。
しかし、それぞれに特徴があり、向いている投資家が全く違います。
そのため、自分がどのような取引をしたいかによって決めることが重要です。
Bigbossの場合、仮想通貨の取引ができるという点が最も魅力的でしょう。
高いレバレッジと高いボラティリティを使って大きな利益を狙うことができるので、気になる方はぜひ口座開設をしてみてくださいね。
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