オセアニア通貨(豪ドル、NZドル)の運用ができる!Bigbossの特徴とは

オーストラリアドルやニュージーランドドルは、日本人に非常に人気のある通貨です。銀行の外貨預金やFXの人気ランキングを見ると常に上位の取引額を誇っています。

この記事を読んでいる方の中にもオーストラリアドルやニュージーランドドルで投資している方やこれから投資をしてみたいと考えている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回はオーストラリアドルやニュージーランドの特徴や今後の見通しについてわかりやすく説明をします。

 

過去の事例や今後の見通しなどについてわかりやすく説明をしますので、ぜひオーストラリアドルやニュージーランドドルの投資の参考にしていただければ幸いです。

またオーストラリアドルやニュージーランドドルに強いBigBossの特徴についても説明します。

目次

豪ドルの特徴

オーストラリアドルに投資するにはまずはオーストラリアドルの特徴についてしっかり理解しておくことが必要です。

そもそもオーストラリアドルは、日本では豪ドルと呼ばれています。ではこの豪ドルですが、どのような特徴があるのでしょうか?

オーストラリアという国の特徴や過去の豪ドルの推移などについてわかりやすく説明していきますね。

国としての特徴

オーストラリアは、皆さんご存知の通りオセアニアに位置している国です。総面積は世界第6位で非常に広い国になります。オーストラリアの主な産業は、広大な土地を生かした畜産業や小麦を中心とした農業です。

 

また、天然資源も非常に豊富で鉄鉱石や石炭・ポーキサイトなどが主要な輸出品になっています。

オーストラリアの最大の輸出国は中国です。全体の約3割を占めていることもあり、中国経済の動向によってオーストラリア経済の動向も大きく変わってきます。

皆さん聞かれたことがある思いますが、中国経済の動向によってオーストラリアの景気は大きく変わってくるのです。

これまでの推移

豪ドルの長期チャートは以下の通りです。110円台から50円台で推移していることがわかりますね。

110円から50円と聞くとかなり広いレンジのように聞こえますが、実際は80円台90円台であることが非常に多いです。

2022年5月6日時点の豪ドルのレートは1豪ドル92円台です。

長期のチャートで見ると70円台というのは円高であることがわかります。

 

しかし近年は、オーストラリアの政策金利は下落傾向にあり以前のような高金利通貨の魅力が薄れてきています。

金利が低いとどうしてもお金が集まりにくくなりますので、ここ2~3年は70円台で動いていましたが、最近はアメリカドルに引きずられて大きく円安傾向になっており今後もこの傾向は続きそうです。

では、この豪ドルですがどのような経済指標に影響されやすいのでしょうか?

影響を受けやすい指標

豪ドルが影響を受けやすい指標は主に2つです。

豪ドルが影響を受けやすい経済指標
  • オーストラリア関連の指標
  • 中国関連の指標

豪ドルは当然ですが、オーストラリア関連の指標によって大きく動くことがあります。

オーストラリア関連の指標には様々なものがありますが、豪ドルが影響を受けやすい指標は、政策金利と小売売上高です。

 

豪ドルの最大の魅力はなんといっても金利です。現在の政策金利は過去最低の0.1%と非常に低いですが、過去オーストラリアの政策金利は5%以上付いていたこともざらにありました。特に大口の投資家である日本人は金利が大好きなため、金利が高い時は多くの日本人が豪ドル預金をしていました。

オーストラリア関連の指標は、日本時間の10時台から13時台に発表されるものがほとんどですので、指標を利用した投資がしやすいこともメリットといえるでしょう。

 

また豪ドルは中国関連の市場にも影響されやすい通貨です。

中国関連の指標は日本時間の10時台から11時台に発表されるものがほとんどなので、こちらも指標を利用した投資がしやすいことがメリットです。

しかし、中国関連の指標は日曜日に発表されるものもたまにありますので、特にFXを利用している方は注意が必要です。

日曜日に発表される中国関連の指標が予想と大きな乖離があると月曜日の窓開けの時に大きく豪ドルが動くことがありますので、指標の発表時間についてはしっかりチェックするようにしましょう。

どういった投資が向いているのか

豪ドルは以前は金利が高かったので長期投資に向いていました。それはそうですよね。金利が5%以上つけば10年持てば50%金利の力で増えることになります。

 

しかし、現在のオーストラリアの政策金利は先ほど説明した通り0.1%と非常に低いです。

この金利では長期投資に向いているとはいえません。

豪ドルは短期間でも比較的値動きが激しい通貨になりますので、現在はキャピタルゲイン狙いの投資が良いといえるでしょう。

豪ドルのこれまでの推移

今までのところで豪ドルの基本的な特徴についてはご理解いただけたでしょうか?では次に豪ドルのこれまでの推移について説明をします。豪ドルは、短期間でも比較的値動きがしやすい通貨と先ほど申し上げましたが、ここ数年しても短期で大きく動く局面がいくつかありました。

それでは具体例を4つ出してこれまでの豪ドルの推移について説明をします。

2018年12月に米株価が急激に下がったことにより豪ドルが下落

2018年12月にアメリカの株価が急激に下がったことがありました。これに連動して豪ドルも急落しています。一見すると豪ドルとアメリカの株価は関係がないように見えますが、アメリカの株価と豪ドルの相関関係は非常に高いことで有名です。

 

アメリカの株価が下がると豪ドルも急落することが多々ありますので、NYダウやナスダックなどアメリカの主要株価指数についてはしっかり確認するようにしましょう。

2019年7月下順から~9月上旬に米大統領が、対中制裁関税第4弾の発動を表明すると、豪州の中国向け輸出需要の低下が懸念され豪ドルが下落

皆さん記憶に新しいと思いますが、2019年に米中貿易戦争がありました。米中貿易戦争とは簡単に説明をするとアメリカと中国の貿易に対する圧力の掛け合いのことを指します。

アメリカが中国に対する関税を発表すると中国もすぐさま対抗することが何ヶ月も続きアメリカと中国の関係は冷え込みました。

 

こちらも先ほど説明しましたが、中国はオーストラリアにとって最大の貿易相手国です。中国経済の落ち込みはすぐさまオーストラリア経済に影響を与えます。

この米中貿易戦争の影響で豪ドルは大きく下落をしました。特に2019年7月から9月は米中貿易戦争が一段と激しくなり豪ドルはその影響をもろに受けた格好になりました。

2020年3月、豪ドルは利下げを発表すると対円で59円台と2009年2月下旬以来の低水準へ下落

コロナウィルスの問題が顕在化した2020年3月にオーストラリアは政策金利を現行の0.75%から0.5%へ引き下げました。

何もオーストラリアだけが金利を下げたわけではありませんが、金利を下げたことで豪ドルの下落に拍車がかかりました。

 

コロナウィルスのパニック売りが凄まじく2020年3月には一時1豪ドル59円台まで下落してしまいました。この50円台という水準はリーマンショックが起きたときの水準と一緒になります。

2020年4月から現在2022年5月

2020年4月から現在にかけて豪ドルは基本的に円安傾向にあります。特に2022年3月中旬からは米ドル円の円安傾向につられて大幅に円安になっており現在もその傾向が続いている状態です。今後どうなるか分かりませんが、オーストラリアも金利を上げてくるとさらに円安が加速するかもしれません。

2022年以降の豪ドルの見通し・予想と4つのポイント

過去の豪ドルの推移についてご理解いただいたところで、皆さん最も興味がある今後の豪ドルの予想について説明をしてきます。

2022年以降の豪ドルの見通しを予想するポイントは主に4つあります。

2022年以降の豪ドルの見通しを予想するポイント
  • アメリカの利上げ利下げ・株価により豪ドルも影響を受ける
  • 他の通貨同様政策金利の影響を受ける
  • 資源国通貨である豪ドルは資源価格により値動きが関わってくる
  • オーストラリアの輸出の30%が中国なので中国経済の低迷は豪ドル安を招く可能性がある

豪ドルの今後の見通しを予想する重要なポイントについてわかりやすく説明していきます。

アメリカの利上げ利下げ・株価により豪ドルも影響を受ける

先ほど説明した通りアメリカの動向によって豪ドルは大きな影響を受けます。アメリカが利上げするとオーストラリアの金利の魅力が一段と低下するため、アメリカの利上げは豪ドルにとって下落要因になります。

 

逆にアメリカの利下げは相対的に豪ドルの金利の魅力を上昇させるものになるため、豪ドルにとって上昇要因になるのです。

では2022年以降アメリカの金利はどのように推移していることが予想されているのでしょうか?

結論からお話しすると、アメリカの金利は大きく上昇するでしょう。アメリカのインフレはすぐに収まりそうになく、金利はどんどん上げる見込みです。

そうすると豪ドル円も円高方向にいくと予想されるかもしれませんが、日本の金利はオーストラリア以上に上げる見込みがありません。対ドルでは豪ドルが弱くなりそうですが、対円では円安に進みそうです。

他の通貨同様政策金利の影響を受ける

オーストラリアの現在の政策金利は過去最低の0.1%です。この政策金利を2022年度中に引き上げる事は現時点では不透明です。

なぜならオーストラリアも他の国と同様にコロナの影響をもろに受け経済が低迷しているからです。

 

では他の国はどうでしょうか?新興国など一部の国で金利を引き上げる事は考えられると思いますしアメリカも金利を上げてくるでしょう。一方、日本は当面、金利を上げそうにありません。

オーストラリア自体は金利を上げるかは不透明ですが、日本はオーストラリア以上に金利を上げる見込みがないので豪ドル高円安になる可能性が高いでしょう。

資源国通貨である豪ドルは資源価格により値動きが関わってくる

オーストラリアは資源国であるため原油や穀物などの資源価格に値動きが影響されやすいと思われる方も多いと思います。

しかし、資源価格と豪ドルの相関関係は正直ほとんどありません。穀物の値上がっているなど資源価格の中には一部上昇しているものもありますが、資源価格が上昇してもほとんど豪ドルには影響はないでしょう。

オーストラリアの輸出の30%が中国なので中国経済の低迷は豪ドル安を招く可能性がある

オーストラリアは先程から申し上げている通り中国と密接な関係があります。中国経済の動向によって豪ドルは大きく左右されるでしょう。

では2022年以降の中国景気はどのように推移するのでしょうか?皆さんご存知の通りコロナウィルスの発生源は中国の武漢です。

 

コロナウィルスが発生した当初中国は大パニックに陥りましたが、いち早く武漢ではロックダウンなどの政策を行い現在ではほぼ日常通りの経済活動を行っています。

多くのアナリストは、主要国の中で中国経済の回復は最も早いのではないかと予想しています。2022年、アナリストの予想通り順調に中国経済が回復してくれば豪ドルにとってもプラス材料となるでしょう。

豪ドルは今後100円まで回復するのか?

リーマンショック時に豪ドル円は107円台から54円台という暴落をおこしましたが、4年後の2013年4月には、100円台まで回復しています。

このようなことがあったので一部の投資家の中には豪ドルは100円まで回復するのではないかと予想している方もいます。現在の状況を考えると、十分今後もさらなる円安に向かう可能性はあります。100円の大台を突破する日も近いかもしれません。

豪ドルの投資方法

現在の豪ドルの政策金利を考えると、豪ドルのおすすめの投資方法はキャピタルゲイン狙いといえるでしょう。

以前のように高い金利がついていれば、長期で投資をしインカム狙いの投資も良いかと思いますが、現在の政策金利ではインカム狙いの投資は得策ではありません。

豪ドルは短期間でも比較的値動きがあるので短期でのキャピタルゲイン狙いの投資をするのが良いでしょう。

豪ドルにおすすめの国内FX会社

ではFXで豪ドルに投資する場合、どこのFX会社が良いのか気になる方もいらっしゃるでしょう。

現在、豪ドルのスワップポイントはどこのFX会社も低い状態です。この低いスワップポイントではインカムゲイン狙いの投資はおすすめできないため、必然的にキャピタルゲイン狙いの投資になるでしょう。

 

ではキャピタルゲイン狙いの投資をする際、何が重要なのか皆さんお分かりでしょうか?

ズバリ重要なのはスプレッドです。スプレッドを考えると、国内FX業者の中では以下2つのFX会社がおすすめです。

  • DMM FX
  • SBIFXトレード

DMM FXのブレットは0.7銭、SBIFXトレードのスプレッドも0.7銭です。

この水準は業界最狭水準なので、国内FXで豪ドル投資を行う場合はこの2社で取引を行うのが良いでしょう。

ニュージーランドドル

ニュージーランドドルは、豪ドルと並ぶ高金利通貨として有名でした。2008年に起きたリーマンショック前までニュージーランドの政策金利は7〜8%ついていました。

普通の銀行の外貨預金でも1年間で約6%から7%金利がついたので、多くの日本人投資家に人気があった通貨になります。

 

では、このニュージーランドドルですがどのような特徴があるのでしょうか?また今後の見通しはどうなのか気になる方も多いでしょう。

ニュージーランドドルドルが今後上がるのか下がるのか、どういった投資方法が良いのかわかります。

ニュージーランドドル(NZドル)の特徴

この章では、ニュージーランドの政治や経済の特徴について説明をします。

まず、ニュージーランドの政治ですが、ニュージーランドは立憲君主・議員内閣制になります。行政改革で常に世界に先駆けた取り組みをしてきました。選挙は3年に1度実施されますが政権交代は非常にスムーズです。

2017年9月の総選挙では国民党が第一党となるも過半数を獲得できず、第二党の労働党が移民反対などの立場をとる老舗のポピュリスト政党「NZファースト」との連立政権を発足させました。

コロナウィルスへの対応ではいち早く感染者ゼロを宣言し評判を上げました。

 

ニュージーランドの経済は、自由貿易を軸とした経済関係を重視し、各国との自由貿易協定締結に熱心です。

オーストラリアとの所得水準の差を解消するために減税やR&D促進などの政策で民間投資を促し、生産性向上をつうじた経済成長の底上げに取り組んでいます。

自国通貨安や中国経済の消費シフトは、ブランド力のある乳製品・畜産品、観光サービスの輸出にはプラス要因となります。

新型コロナ問題への対応で、財政は一時的に大幅な赤字になることが予想されます。

通貨としての特徴

ニュージーランドドルの2011年からの為替チャートになります。

いくつかのタイミングで大きく下落したり上昇したりしていることがわかりますね。ニュージーランドドルの過去に起きたこれまでの水については後ほど詳しく説明をします。ニュージーランドドルは、隣国であるオーストラリアドルの影響を強く受ける通貨です。

オーストラリアは、言わずと知れた資源国なのでニュージーランドも資源国と思われている方も多いと思いますが、実はニュージーランドは一次産業が非常に盛んな国になります。

ニュージーランドは、乳製品や食肉、羊毛など畜産物の輸出量が多く、全体の6~7割を一次産品で占めるほどの農業国なのです。

 

また、貿易相手国はオーストラリアと中国でニュージーランドの貿易総額の全体の4割を占めているため、オーストラリアと中国の影響を非常に受けやすい通貨であるともいえます。

では、ニュージーランドドルにはどのような特徴があるのでしょうか?これから詳しく説明をしていきますね。

ニュージーランドドル(NZドル)と豪ドルの相関関係

下のチャートはニュージーランドドルと豪ドルのチャートになります。

<NZドル>

<豪ドル>

非常に相関関係が高いことがわかりますね。ニュージーランドドルは、同じオセアニア通貨である豪ドルと似たような動きをする傾向にあるのです。

豪ドルを基準に割安か割高かを判断されることが多いことも特徴になります。

また、豪ドルよりも金利が高い時期にはニュージーランドドルが豪ドルよりも買われる傾向にあるので、ニュージーランドドルは金利にも大きく左右される通貨といえるでしょう。

 

先ほども少し触れましたが、豪ドルが資源国のためニュージーランドも資源国であると思われている方が多いですが、ニュージーランドはあくまで農業国です。

なのでニュージーランドの経済自体は、原油や鉄などの資源価格よりも乳製品などの価格に影響される傾向にあります。

またこちらも後ほど詳しく説明しますが、ニュージーランドの金利は先進国の中では、高い傾向にありますので、金利が大好きな日本人には特に人気が高い通貨でした。

 

ニュージーランドは、高金利通貨であったため、リスクオン相場のときには買われやすく、リスクオフ相場のときには売られやすい傾向がありました。

また、ニュージーランドドルはアメリカドルや豪ドルなどに比べ取引量が圧倒的に小さいため、短期間でも大きな値動きをする傾向があります。

では、これまでニュージーランドはどのような動きをしてきたのでしょうか?

ニュージーランドドル(NZドル)のこれまでの推移

この章では、ニュージーランドドルのこれまでの推移について説明をします。ニュージーランドドルの2005年からの為替チャートについて見ていきましょう。

出典:https://jp.tradingview.com/

いくつかのタイミングで大きく動いていることがわかりますね。では過去の重要な局面について詳しく説明をします。

2006年後半から2008年:財政赤字が黒字転換したことにより大幅なニュージーランドドル高へ

ニュージーランドドルは、2006年前半までは弱含む傾向にありましたが、好調な世界経済に引っ張られたことと、長年続いていたニュージーランドの財政赤字が黒字転換したことにより2006年後半からニュージーランドドル高になりました。

2006年半ばには一時1ニュージーランドドル= 70円を割っていた状況でしたが、その1年後には1ニュージーランドドル= 100円にまで円安ニュージーランドドル高になったのです。

 

このまま好調にニュージーランドドルは、推移していくと思われていましたが、2008年9月に皆さんご存知の通りリーマンショックが起こりニュージーランドドルも大暴落をしました。

2008年9月のリーマンショックにより大暴落

順調に値を上げていたニュージーランドドルですが、2008年9月にリーマンショックが起こったことで大暴落してしまいました。

100円まで一時上昇していたニュージーランドドルですがわずかの間に40円台まで下落をしてしまったのです。

リーマンショックに関しては、ニュージーランド以外の通貨も大幅な円高になっていますので、ニュージーランドドルが明らかに弱かったというわけではありません。むしろ円が強すぎ過剰なまでに買われたことが原因です。

 

しかし、他の通貨対比ニュージーランドドルが大きく下落してしまったことは事実になります。

理由は、ニュージーランドドルが投機的に買われていたことや取引量が豪ドルに比べ圧倒的に少なかったことから短期間で大きな値動きをしてしまったことだといわれています。

しかし、2009年からは世界経済の回復の恩恵を受けて5年近く円安ニュージーランドドル高が続きました。

しばらくニュージーランドドル高の傾向が続きましたが、2014年後半に原油価格の暴落を受けてオーストラリアドルが下落したことやニュージーランド中央銀行が利下げを示唆したことから、ニュージーランドドル高の傾向は終焉を迎えました。

2018年12月〜2019年5月末、利下げ

今まで2つのニュージーランドドルの大きな動きは少し前になりますので、いまいちピンとこない方もいるかもしれません。

しかし、これから挙げる2つの例に関してはつい最近起きたことになりますので、今後の投資の参考によりなるでしょう。

最近のニュージーランドドルの大きな動きで外すことができないのは2018年12月から2019年9月末までにかけて起こったニュージーランドドルの下落です。

 

では、なぜこの期間ニュージーランドドルは下落してしまったのでしょうか?

この半年の間にニュージーランドドルが下落してしまった主な理由は4つです。

ニュージーランドドルが下落してしまった主な理由
  • 世界的な景気後退
  • ニュージーランドドルの利下げ観測が続いたこと
  • 実際にニュージーランドドルが利下げをしたこと
  • 米中貿易摩擦が起きたこと

    それぞれの原因についてわかりやすく説明をしていきますね。

    こちらの下落についてはかなり詳しく説明をしますが、これは今後も起きる可能性があるからです。ぜひ今後の投資の参考にしていただければ幸いです。

    世界的な景気後退

    2018年12月は、米中貿易戦争の激化をきっかけに世界的に株や為替などの金融商品が下落をしました。

    米中貿易戦争の激化だけではなく中国やヨーロッパで発表された経済指標が良くなかったことや、クリスマスや正月の休暇中に暴落することを恐れた機関投資家が早めに手仕舞いしたことも原因といわれています。

    ニュージーランドドルもこの波に逆らうことができず、やはり下落してしまいました。

    ニュージーランドドルの利下げ観測が続いたこと

    2019年2月7日に発表されたニュージーランドの雇用統計が予想以上に悪かったことを受け、アナリストの間ではニュージーランドドルは利下げをするのではないかという予想が強まりました。

    また、2019年3月27日に開催されたニュージーランドの政策金利決定会合で、近々ニュージーランドドルは利下げする可能性が高いという声明が発表されたことでさらにニュージーランドドルは下落しました。

    実際にニュージーランドドルが利下げをしたこと

    そして、2019年5月8日の政策金利会合でニュージーランドドルは2年半ぶりの利下げを決定しました。

    金利は過去最低水準の1.5%に下げられ、このタイミングでもニュージーランドドルは大きく下落をしました。

    米中貿易摩擦が激化したこと

    さらに追い打ちをかけたのが2019年5月22日に米中貿易摩擦がさらに激化するのではないかとの報道があったことです。

    先ほど説明した通りニュージーランドにとって中国はオーストラリアに並ぶ最大の貿易相手国になります。

    中国経済の動向にニュージーランドドルは大きく左右されますので中国経済の悪化を懸念してニュージーランドドルは再度下落をしてしまったのです。

    2020年3月に起きたコロナショック

    ニュージーランドの主な値動きの最後の項目は皆さんご存知の通り2020年3月に起きたコロナショップです。

    コロナウィルスに世界中がパニックになり、ニュージーランドドルだけではなく、ほとんどの株や為替が大きく下落したショックになります。

     

    ニュージーランドドルはチャートを見ていただければわかると思いますが、一時59円台まで下落しました。

    しかし、ニュージーランドはロックダウンをいち早く行うなど、新型コロナウィルスの封じ込めに成功した国ということもありその後は順調に回復しました。

    2022年4月から現在(2022年5月)

    2020年4月から現在にかけてニュージーランドルは基本的に円安傾向にあります。特に2022年3月中旬からは米ドル円の円安傾向につられて大幅に円安になっており現在もその傾向が続いている状態です。今後どうなるか分かりませんがニュージーランドも金利を上げてくるとさらに円安が加速するかもしれません。

     

    いかがだったでしょうか?過去の値動きの推移を知る事は今後の投資戦略を練る上で非常に重要です。

    特に3番目から5番目の値動きに関しては最近起きたことになりますので、今後の投資戦略を練る上でより参考になるでしょう。

    ぜひしっかり理解するようにしてください。

    2022年以降のニュージーランドドル(NZドル)の見通し・予想と4つのポイント

    それでは、過去のニュージーランドの推移について理解できたところで、この章では2021年以降のニュージーランドドルの見通しを予想する上で重要なポイントについて説明をします。

    ニュージーランドドルの今後を予想する4つのポイント
    • アメリカの動向…アメリカの株価が今後も上昇することが考えるため、豪ドルにとってプラス材料
    • 政策金利の動向…利上げの可能性はひくいためニュージーランドドルにとってマイナス材料
    • 中国・オーストラリアの動向…アメリカ大統領が対中貿易強硬派のトランプから中立派のバイデンに変わった事はニュージーランドドルにとってはプラス材料。
    • ニュージーランド経済の動向…他国対比ニュージーランドの経済回復は早そうなのでニュージーランドドルにはプラス材料

        それでは、今後のニュージーランドドルの見通しを予想する上で重要なポイントについてわかりやすく説明をしていきます。

        アメリカの動向

        アメリカは、誰がどう見ても世界経済の中心です。アメリカの動向によってほとんどの通貨や株価が左右されることを否定する方はいないでしょう。

         

        アメリカの株価は2020年から2021年にかけては非常に好調でした。しかし、2022年5月現在、大きくアメリカの株価は調整しています。ただし、米ドルが好調なこともありニュージーランドドルも現在は連れ高になっています。

        政策金利の動向

        ニュージーランドドルは、金利で買われる傾向にある通貨になりますので、ニュージーランドドルの今後の政策金利の動向は非常に重要です。

        参考までに過去の政策金利の推移についてまとめましたので参考にしてください。

        今後のニュージーランドドルの政策金利ですが、コロナウィルスの影響が収まらず世界的に大きなダメージを受け続けると、さらなる利下げの可能性はあります。

         

        しかし、ニュージーランドの経済自体は回復基調にあります。ニュージーランドの経済が好調であれば利下げする必要は無いので、まさにコロナウィルスの影響次第といえるでしょう。

        中国・オーストラリアの動向

        中国とオーストラリアはニュージーランドにとって最大の貿易国です。

        中国とオーストラリアとの貿易額はニュージーランドの貿易額総額の約40%を占めています。

        この2つの国にニュージーランドは大きく依存をしているため、中国とオーストラリアの経済の回復動向によってニュージーランドドルは大きく左右されるでしょう。

         

        中国は新型コロナウィルスからいち早く回復し、経済回復も早いといわれていますが中国という国の性質上発表する指標が全て正しいとは限りません。

        オーストラリアについても原油価格などの資源価格が回復し上昇基調にありますが、こちらも中国に大きく依存をしている国になるため中国経済の動向によっては大きく下落するリスクもあります。

        要は、中国経済によってニュージーランドもオーストラリアも大きく左右されるので、NZドルの今後は、中国次第といったところになるでしょう。

        ニュージーランド経済の動向

        ニュージーランド経済は比較的順調に回復をしてきています。

        ニュージーランドの実質GDP成長率は、2020年は-7.2%と落ち込むものの、2021年は+5.9%と、米国や日本と比べても高い水準が予想されています。

         

        先ほど紹介した消費者物価など市場予想を上回る回復をしているので、今後予想通りニュージーランド経済が早く回復すればニュージーランドドルにとっては大きな追い風になるでしょう。

        ニュージーランドドル(NZドル)の投資方法

        ニュージーランドドルは、短期間でも値動きが大きいため一括投資には向かないでしょう。

        金利も現在の政策金利は、1.5と他の先進国と比べると高いですがものすごく高いわけではありません。今、現在金利目当てにニュージーランドドルで運用するのが得策ではないといえるでしょう。

         

        しかし、ニュージーランドは、コロナ対策に成功しいち早く世界に先駆けて経済が回復する可能性があります。経済が回復してくると当然為替は上昇しますし金利も上がる可能性があるでしょう。

        そのようなことを考慮すると、ニュージーランドドルでおすすめな投資方法はズバリ積立投資です。

         

        次の章で紹介するSBI FXを利用すれば簡単に積立投資をすることができます。BigBossでもこまめに買えば積立投資は可能です。

        ロスカットに引っかからないために証拠金維持率に気をつけなければなりませんが、レバレッジを低くすれば安定的な運用を期待することができるでしょう。

        ニュージーランドドル(NZドル)におすすめの国内FX会社

        ではFXでニュージーランドドルに投資する場合、どこのFX会社が良いのか気になる方もいらっしゃるでしょう。

        現在、ニュージーランドドルのスワップポイントはどこのFX会社も低い状態です。この低いスワップポイントではインカムゲイン狙いの投資はおすすめできないため必然的にキャピタルゲイン狙いの投資になるでしょう。

         

        ではキャピタルゲイン狙いの投資をする際、何が重要なのか皆さんお分かりでしょうか?

        ズバリ重要なのはスプレッドです。スプレッドを考えると、以下2つのFX会社がおすすめです。

        • DMM FX
        • SBIFXトレード

        それぞれのFX会社の特徴についてわかりやすく説明しますね。

        DMM FX

        DMM FXのニュージーランドドルのスプレッドは1.2銭と業界最安値水準になります。

        スプレッドを重視したい方は、ぜひDMM FXを利用するようにしましょうね。

        SBI FXトレード

        SBI FXのニュージーランドドルのスプレッドは0.88銭と業界最安値水準になります。ただし、1001通貨から1,000,000通貨のスプレッドは、0.88~19.80と変動しますので注意してください。

        取引数量1~1,0001,001~100万1,000,001~3,000,0003,000,001~10,000,000
        スプレッド0.88~0.900.88~19.801.18~19.802.98~19.80

        SBI FXの最大のメリットは、積立FXを利用することができることです。

        毎日や毎週・毎月などを決められた日にちに決められた金額を投資することが自動的にできますので、放っておいても積立投資を行うことができます。

         

        もちろんニュージーランドドルの場合、短期間での値動きが激しいのでロスカットに引っかからないように証拠金維持率を高めに設定していくことが必要です。

        しかし、積立FXを利用することによって平均購入単価が安定するドルコスト法を利用することができますので、長期投資に向いているニュージーランドドルにはぴったりの投資方法といえるでしょう。

        豪ドル、ニュージーランドドルの投資にはBigBossが最もおすすめ!

        豪ドルとニュージーランドドルの特徴についてご理解いただけたでしょうか?豪ドルとニュージーランドドルへの投資は、国内FX業者もおすすめですが、最もおすすめなのはBigBossです。

         

        この章では、BigBossの基本スペックを紹介しつつ、豪ドルとニュージーランドドルの投資におすすめ理由についても触れていきます。

        まずはBigBossのスペックについて説明します。まずは口座別のスペックをまとめました。

        スタンダード

        (ECN口座)

        プロスプレッド

        (ECN口座)

        FOCREX口座

        (仮想通貨専用口座)

        (CEX方式)

        最低入金額1円~1円~1円~
        最大レバレッジ最大1,111倍最大1,111倍1倍(現物取引)
        ゼロカットシステムなし
        ボーナスやキャンペーン入金ボーナス

        取引ボーナス

        入金ボーナス

        取引ボーナス

        入金ボーナス

        取引ボーナス

        マージンコール50%50%0
        ロスカットレベル(強制ロスカット水準)20%20%0
        ストップレベル1pips00
        ロット単位1通貨1通貨1通貨
        最小取引量0.01 ロット (1,000通貨単位)0.01 ロット (1,000通貨単位)BTC/USD:0.00001BTC

        ETH/USD:0.0001ETH

        ETH/BTC:0.0001ETH

        EXC/USD:0.0001EXC

        XRP/USD:100XRP

        NEO/BTC:1NEO

        RSVC/USD:1RSVC

        最大取引量50ロット/制限なし50ロット/制限なしETH/USD:1,000ETH

        ETH/BTC:1,000ETH

        BTC/USD:100BTC

        EXC/USD:100EXC

        XRP/USD:10,000XRP

        NEO/BTC:100NEO

        RSVC/USD:100,000RSVC

        取引手数料通貨ペア、CFD:なし

        仮想通貨CFD:0.2%

        4.5USD相当額0.2%
        取引方式(DD方式とNDD方式)NDD方式NDD方式CEX方式(FXでいうDD方式に近い)
        スプレッド

        (ドル円)

        1.4pips0.2pips
        取引ツール(取引プラットフォーム)
        取引銘柄【商品合計】:52

        【FX/通貨ペア】:33

        【CFD/貴金属】:2

        【CFD/エネルギー】:2

        【CFD/株価指数】:6

        【CFD/仮想通貨】:39

        【商品合計】:33

        【FX/通貨ペア】:33

        【仮想通貨】:7
        登録方法
        信頼性(安全性)の高さ
        入出金の方法
        日本語対応

         

        それではBigBossが豪ドルとニュージーランドドルの投資に向いている理由を見ていきましょう。

        スワップポイントが比較的高い

        BigBossは、豪ドルやニュージーランドドルのスワップポイントが比較的高いです。今後豪ドルやニュージーランドドルは政策金利を上げる可能性は十分にあります。

         

        さらにスワップポイントが上がる可能性がありますし、もし政策金利が上がれば、BigBossのスワップポイントも大きく上がる期待ができます。

        <BigBossの豪ドル・ニュージーランドドル関連のスワップポイント>

        通貨ペア買い売り
        豪ドルスイスフラン2.2-8
        豪ドル円1.13-7.62
        豪ドルニュージーランドドル-4.09-4.49
        豪ドル米ドル-2.26-3.13
        ユーロ豪ドル-16.353.4
        ニュージーランドドルカナダドル-3.63-3.75
        ニュージーランドドル円1-7.17
        ニュージーランドドル米ドル0.23-4.01
        ユーロニュージーランドドル-17.153.45
        ポンドニュージーランドドル-13.56-2.35

        レバレッジが高い

        BigBossの最大レバレッジは1,111倍と非常に高いです。高いレバレッジを利用すれば少ない資金でも大きな利益が狙えます。極めて資金効率が高い取引ができるのもBigBossの大きなメリットでしょう。

        ゼロカットシステムが採用されている

        豪ドルやニュージーランドドルで運用する場合、長期投資が基本になるかと思います。

        その際、相場急変が起こると、追証(追加証拠金)が発生してしまう可能性があります。なぜなら長期でポジションを保有すればするほど相場急変に出くわしてしまう可能性が高いからです。

         

        国内FX業者の場合、相場急変を起こすと、追証が発生してしまう可能性があります。少ない金額の借金であれば問題ないかもしれませんが、状況によっては多額の借金を負ってしまいます。

        一方、BigBossが採用しているゼロカットシステムであれば相場が急変しても追証が発生することはありません。

        長期投資を安心して行えるのもBigBossの大きなメリットです。

        まとめ

        今回は豪ドルとニュージーランドドルの特徴について説明しました。豪ドルもニュージーランドドルも日本人に昔から人気のある通貨です。近年は政策金利の低下により以前に比べてスワップポイントのうまみがなくなってしまいました。しかし2022年に入って豪ドルもニュージーランドドルも大きく対円では上昇しています。

        豪ドルもニュージーランドドルも基本はスワップポイント狙いの長期投資が適しています。しかし、これだけ上昇しているのであれば、長期投資にとらわれす短期で投資をするのも良いでしょう。

         

        豪ドルもニュージーランドドルの投資におすすめなのはBigBossです。BigBossであればゼロカットシステムの利用ができますし、最大レバレッジも高いです。ぜひ今回の記事を参考にBigBossで豪ドルやニュージーランドドルの投資を始めてみてはいかがでしょうか?

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