
Land Prime(旧Land-FX)で使うインジケーターを、役割と確認方法から整理します。方向を見る指標と勢いを見る指標を分け、売買サインを使う前に確認したい点を解説します。
Land Prime(旧Land-FX)とは?

Land Prime(旧Land-FX)の現在の主な口座はKAMINARI・Prime・ECN・Centです。旧記事の「無制限レバレッジ」「ロスカット0%」は、現在の口座条件としては使用できません。
| 口座 | 最大FXレバレッジ | 取引費用の見方 |
|---|---|---|
| KAMINARI | 2,000倍 | スプレッド表示0.6、別途手数料なし |
| Prime | 2,000倍 | FXスプレッド表示0.9、別途手数料なし |
| ECN | 1,000倍 | FXスプレッド表示0、手数料片道0.3pips |
| Cent | 2,000倍 | FXスプレッド表示0.9、セント建て口座の数量に注意 |
公式口座詳細のロスカット基準は証拠金維持率30%、マージンコール50%です。入金額の30%ではなく、有効証拠金÷必要証拠金×100で判断します。例えば必要証拠金1万円が変わらない場合、有効証拠金3,000円で30%です。
最大倍率は銘柄・有効証拠金・保有量などで変わります。1ロットの契約単位や口座通貨もそろえて見ないと、同じサインで同じロットを注文しても損益の大きさが変わります。
スプレッドも変動するため、表の表示を各銘柄の固定値や平均値とはしません。値幅を10pips取れても、スプレッドや往復手数料を引いた利益は別です。たとえば価格差で10pips、費用が仮に1.2pips相当なら、差し引き8.8pips相当となります。
現在の公式表示には、Land Prime Ltd.のモーリシャスFSCライセンス番号GB24203734と、SVG法人登録番号23627 IBC 2016があります。法人登録と金融ライセンスを同じものとして安全性を保証しないようにしましょう。詳細はLand Primeの口座と取引条件で解説しています。
インジケーターの種類

ここまで、Land FXの特徴について解説してきましたが、実際に取引を行うにあたって、どのように分析を行って取引を行えば良いのかわからないという方も多いと思います。
そこで、一般的にトレードやチャート分析する際に使われているインジケーターについて解説します。
インジケーターは、ここでは「トレンド系」と「オシレーター系」を中心に整理します。ほかに出来高系などの分類もあります。
それぞれのインジケーターの特徴は、以下のとおりです。
トレードスタイルが「順張り」の方に使われやすい
(例:移動平均線、ボリンジャーバンド、一目均衡表、パラボリックなど)
高い値や低い値が続く場合もあり、数値だけで反転は決めない
トレードスタイルが「逆張り」の方に使われやすい
(例: RSI、MACD、ストキャスティクス、CCIなど)
指標の役割を分けると、方向を見るのか、勢いや値幅を見るのかを整理できます。MACDのように、トレンドを追う用途のあるオシレーターもあります。
さらに、それぞれのインジケーターには、一般的に使用されているものから、あまり聞き覚えのないものまで、かなり多くの種類が存在します。
そのため、トレードやチャート分析を行うにあたって、どのインジケーターを使えば良いかわからない方のために、おすすめのインジケーターについて解説します。
おすすめのインジケーター

まずは、トレンド系でおすすめのインジケーターについて解説します。
おすすめのインジケーターは以下の3種類です。
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- 一目均衡表
これらのインジケーターの特徴について解説します。
移動平均線
移動平均線は、最も有名なインジケーターで、とても重要度が高いテクニカル指標となります。
主な使い方としては、移動平均線とローソク足がどのような位置関係で相場が動いているかを判断します。
なお、一般的な移動平均線の使い方は以下のとおりです。
- 上昇方向の確認…上向きの移動平均線より価格が上で推移している
- 下降方向の確認…下向きの移動平均線より価格が下で推移している
- レンジ…移動平均線が横向きでローソク足が上下に行き来している
また、長期の移動平均線と短期の移動平均線など複数の移動平均線を組み合わせると、相場の転換点を予測するのに活用できます。
転換点とされる状況は以下のとおりです。
- ゴールデンクロス…短期の移動平均線が長期の移動平均線を、下から上に抜けていく状況のことをいい、「買い」のエントリー根拠とされます
- デッドクロス…短期の移動平均線が長期の移動平均線を、上から下に抜けていく状況のことをいい、「売り」のエントリー根拠とされます
クロスは線の位置関係が変わったサインであり、転換が必ず続くことを示すものではありません。期間設定と、足の途中か確定後かをそろえて確認してください。
ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、移動平均線と価格の標準偏差を使う指標です。中心から上下に何倍の標準偏差を表示するかは、設定で変わります。
正規分布の説明に使われる±1σ約68.3%、±2σ約95.4%といった数値を、将来のローソク足がバンド内に収まる確率と読み替えないことが重要です。相場の分布は正規分布とは限らず、急変や連続した値動きもあります。
- 拡大:計算対象の価格のばらつきが大きくなっている。上昇か下落かは別に見る
- 収縮:ばらつきが小さい状態。必ずレンジが続くとは限らない
- バンド沿いの推移:上限・下限へのタッチだけで逆張りしない
スクイーズ後の拡大を狙う方法もありますが、必ず大きく動くとは限りません。順張りか逆張りかを先に決め、予想が外れたときに使う価格水準もセットにします。
一目均衡表
一目均衡表は、ペンネーム「一目山人」という人が開発したインジケーターです。
「一目見れば相場状況がわかる」という意味で名づけられているとのことです。
先行スパン1・2の間の領域が「雲」です。転換線・基準線・遅行スパンとともに位置関係を確認します。線の色は表示設定で変わります。
- 転換線と基準線のクロス
転換線(赤)が基準線(水色)を下から上に抜けていく状況を「買い」、上から下に抜けていく状況を「売り」のエントリー根拠とされます。 - 雲と遅行スパン
遅行スパンと過去の価格の位置関係を、方向の確認材料にする
雲抜けも方向が変わる候補ですが、抜けた後に戻ることがあります。雲の厚さや交差だけで反発・突破・利益を保証しないようにします。
一目均衡表は「基準線」「転換線」「遅行スパン」「雲」など一見複雑そうに見えますが、慣れれば、様々な分析が行える便利なインジケーターです。
続いて、オシレーター系でおすすめのインジケーターについて解説します。
おすすめのインジケーターは以下の2種類です。
- RSI
- MACD
これらのインジケーターの特徴について解説します。
RSI
RSIは、上昇・下落の値幅の関係を0~100で示す相対力指数です。70超・30未満を買われ過ぎ・売られ過ぎの目安にする方法があります。
ただし、70で売れば利益になる、30で買えば利益になるという単純なルールではありません。強いトレンドでは高い値・低い値が続く場合があります。50付近も、その一時点だけでレンジ確定とは言い切れません。
トレンド相場で全く使えないわけでもなく、勢いの変化を見る用途があります。価格の高値・安値、時間足、RSIの期間設定を合わせ、目安の数値とエントリー条件を区別して使いましょう。詳しくはRSIの基本と見方で確認できます。
MACD

MACDは短期EMAと長期EMAの差を使い、勢いの変化を見る指標です。MetaTraderの基本例は12期間EMA-26期間EMAで、シグナルはMACDの9期間単純移動平均です。
- MACDがシグナルを下から上へ抜ける:買いを検討する材料
- MACDがシグナルを上から下へ抜ける:売りを検討する材料
MACDが上抜ける場合とシグナルが上抜ける場合では、サインの向きが逆になる点に注意してください。MACDがゼロより上なら短期EMAが長期EMAより上、下ならその逆を表します。交差やゼロ越えが、将来の反転を確定するわけではありません。
標準MT4のMACDの棒はメイン値の表示です。他ツールの「MACDとシグナルの差」を示す棒とは意味が異なる場合があるため、使っている指標の計算と描画を確認してください。
おすすめの組み合わせ

ここまで、おすすめのインジケーターを紹介してきましたが、各インジケーターには当然弱点もあります。
弱点を補うために指標を組み合わせる方法があります。ただし、指標を増やせば自動的に精度が上がるわけではありません。ここでは、役割を分けて検証する組み合わせの例を紹介します。
おすすめの組み合わせは以下の3種類です。
- 移動平均線+MACD
- ボリンジャーバンド+RSI
- MACD + RSI
おすすめのインジケーターの組み合わせについて説明します。
移動平均線+MACD
移動平均線で方向を見て、MACDで勢いの変化を見る組み合わせです。ただし、どちらも移動平均に関係する計算なので、完全に独立した根拠が2つそろったとは限りません。
「MACDの方が必ず早い」ということもなく、期間設定で反応の速さは変わります。例えば上向きの平均線より上の価格だけを対象にし、MACDの交差を終値で確認する、といったルールを固定して記録します。実際の有効性は、取引費用を含む損益で確かめましょう。
ボリンジャーバンド+RSI

ボリンジャーバンドの位置とRSIを組み合わせ、反転の候補を探す例です。元記事にある「±2σや±3σにタッチ」「RSI70以上・30以下」は検証の出発点にはなりますが、そろうだけで高確率に反発するという実績は確認できません。
トレンドが続くと、両方が同時に過熱を示したまま価格が進むこともあります。指標がそろった時点で自動的に入るのではなく、反転を確かめる価格条件と損切りの位置、取引しない場面を先に決めておきます。
MACD + RSI
MACDとRSIを組み合わせる場合も、売買サインの向きと使う設定を明確にします。例として、低いRSIからの回復とMACDの上抜けを買い候補、高いRSIからの低下とMACDの下抜けを売り候補として検証する方法があります。
RSI20・80やMACDゼロ越えを採用しただけで、ダマシが減ると断定はできません。どちらも同じ価格系列から作る指標だからです。勝率だけでなく平均利益・平均損失と費用を記録し、条件を変えていない別の期間でも確かめましょう。
まとめ

Land Primeの口座条件と、移動平均線・ボリンジャーバンド・一目均衡表・RSI・MACDの使い方を確認しました。現在の最大レバレッジやロスカット水準を、旧条件と取り違えないことが基本です。
インジケーターは、数を増やすよりどの時間足・設定・価格条件で判断し、いつ撤退するかを決めて使いましょう。指標の計算をさらに確認したい場合は移動平均線・RSI・MACDの計算例も参考になります。
口座を選んだら、同じ条件で過去チャートやデモを記録し、実取引では費用と約定の差も見ます。最大倍率の高さやサインの数だけで、取引数量を大きくしないようにしてください。















