IS6FXを最大限有効活用する節税方法とは?〜生命保険編

IS6FXは最大レバレッジ1000倍と非常に高いため、少ない資金でも大きな利益をあげられる可能性があります。

実際にIS6FXで多額の利益を上げたトレードは決して少なくありません。大きな利益をあげられれば、誰でも嬉しいはずですが、気になるのは税金です。

FXで出た利益の節税方法について言及している記事はありますが、万が一のことが起きた場合の対策について言及している記事はほとんどないでしょう。

もちろん、自分が死ぬことなんて想定したくありませんが、人生何が起きるかわかりません。特にご家族がいる方は、IS6FXで大きな利益をあげた場合、しっかりと相続の時にかかる節税対策をする必要があります。

そこで今回は、IS6FXで出た利益をしっかりご家族に継承する方法について説明していきます。一見、FXとは関係なさそうですが、非常に重要な項目になりますので、しっかり確認していきましょう。

相続税とは?

相続税とは、その名の通り、相続が起きた時に発生する税金です。現在の、相続税の最高税率は、55%になります。

相続税は資産額によって税率は変わりますので、下の表を参考にしてください。

法定相続分に応ずる取得金額税率控除額
1,000万円以下10%
3,000万円以下15%50万円
5,000万円以下20%200万円
1億円以下30%700万円
2億円以下40%1,700万円
3億円以下45%2,700万円
6億円以下50%4,200万円
6億円超55%7,200万円

このように、相続税の税率は非常に高いため、相続は三代続けて行うと、資産が無くなってしまうといわれています。

また、相続税は、増税の傾向にあり、2015年に相続税の基礎控除の変更がありました。今までは、1人あたり5,000万円+法定相続人×1,000万円までは非課税でした。

しかし、2015年の改正によって、基礎控除は1人当たり3,000万円+法定相続人×600万円になりました。

このように相続税は増税傾向にあるので、IS6FXで大きな利益を出したトレーダーにとって相続対策は欠かすことの出来ない節税対策の1つになります。

一口に相続税対策といっても様々な方法がありますが、今回は、最も簡単かつポピュラーな保険を用いた相続対策について2つ説明します。

相続税法の改正とは

生命保険を使った相続対策の前にもう少し相続税について詳しく見ていきましょう。改めてになりますが、2015年に相続税法は大きく改正されました。改正された内容は、基礎控除の縮小です。基礎控除とは、すべての方に認められている控除のことをいいます。

わかりやすくいうと、亡くなった方の資産がこの基礎控除を超えなければ相続税を払う必要はありません。

2015年以前の相続税の基礎控除は以下のようになります。

2015年以前の相続税の基礎控除
5.000万円+1,000万円×法定相続人の数

法定相続人とは、相続を受ける権利がある人のことをいいます。相続を受ける権利とは、亡くなった方の資産を受け取る権利がある人のことです。いろいろ難しく書きましたが、要は配偶者や子供などの家族のことを指します。

この相続税の基礎控除ですが、2015年以降は以下のように変更になりました。

2015年以降の相続税の基礎控除
3.000万円+600万円×法定相続人の数

2015年以前に比べると4割基礎控除が削減されたわけです。

例えば、配偶者と子供2人が法定相続人の場合の基礎控除の金額は以下のようになります。

  • 2015年以前…8,000万円
  • 2015年以降…4,800万円

計算式

  • 2015年以前…5,000万円+1,000万円×3人
  • 2015年以降…3,000万円+600万円×3人

いかがでしょうか? 4,800万円だと、IS6FXのハイレバレッジをうまく活用すれば決して難しい数字ではありませんし、都内などの首都圏に不動産を持っていたりすると、意外とこの金額に達してしまう方は多いのではないでしょうか?

現に2015年以前は、相続税を支払っている方は、全体の4%でしたが2015年以降は、全体の8%と基礎控除が改正される前の倍になっています。

もはや、相続税は人ごとでは無いのです。多くの人が自分のこととして相続税対策を行わなければならない状況になっていることをまずは認識してください。

相続税対策というと先ほどもいいましたが、なんだか難しそうに思われる方が多いと思います。しかし、簡単に相続税対策を行うことができる方法があります。それは「生命保険を利用する」ことです。

ではなぜ、生命保険を利用することが相続税対策になるのでしょう?

生命保険には非課税枠がある

生命保険には、非課税枠というものがあります。生命保険の非課税枠とは、500万円×法定相続人が非課税になるということです。

この非課税枠ですが、預金にはありません。生命保険特有の特典といえるでしょう。例えば、配偶者と子供2人が法定相続人だとすると、1,500万円を亡くなった方の資産から控除することができます。

生命保険に加入しているだけで大きな金額を控除することができるので、生命保険に加入しておくメリットは非常に大きいのです。

レバレッジの効いた終身保険を利用する

生命保険の中には、レバレッジの利いた終身保険というものがあります。レバレッジの利いた保険とは、支払った保険料の◯倍の保険金を受け取ることができる保険のことをいいます。

終身保険とは、その名の通り一生涯保障がある保険です。つまり、レバレッジの利いた終身保険に加入すれば、一生涯支払った保険料の◯倍の保障を受けることができるのです。

亡くなる可能性が高い人とは、少し残酷な言い方になりますが高齢者です。高齢者の場合、一般的に持病がある方が多いので、終身保険に加入できないと思われている方も多いかもしれません。しかし、終身保険の中には、保険料を一括で支払う一時払い終身保険というものがあります。一時払い終身保険の中には、健康状態を告知しなくても加入できるタイプのものがたくさんあります。

このタイプの保険であれば、健康状態に自信のない高齢者でも加入することが可能です。一時払い終身保険には、円建てのタイプの保険は当然ありますが、円よりも金利の高い米ドルや豪ドル建の保険もあります。

皆さんご存知の通り、現在の預金金利は過去最低水準です。円建ての終身保険もこの影響を受けており、レバレッジがあまりきかなくなってしまっています。

しかし米ドル・豪ドル建ての終身保険は、円建ての終身保険よりも金利が高いので円建ての終身保険よりもレバレッジがたくさん効く商品が多いです。米ドルや豪ドルの場合、為替のリスクはありますが、一時払い終身保険を検討する際は、検討すべき商品でしょう。

特に、若い方の場合、米ドルや豪ドルの一時払い終身保険を利用すれば、非常に高いレバレッジを手にすることができます。

この高いレバレッジは、解約しない限り一生有効になりますので、IS6FXで大きな利益を上げたトレーダーの方は一時払い終身保険の加入を検討するのが良いでしょう。

贈与を絡めて生命保険を利用する

近年、相続税対策のために資産を生前に家族に贈与する人が非常に増えています。亡くなる前に自分の資産を減らしておけば、相続税の金額を抑えることができるからです。贈与は年間110万円までであれば、非課税で行うことができます。

この年間110万円の非課税を利用して、毎年、配偶者や子供・孫にお金を贈与する人が多いのです。しかしこの贈与ですが、お金をあげる人から見ると心配なことがあります。特に子供や孫に贈与をする場合です。

なぜ子供や孫に贈与をすると心配かというと、無駄遣いしてしまう可能性があるからです。

もし、皆さんが年間110万円もお金をもらえたらどうでしょうか?好きなものや無駄遣いをしてしまいそうな方はいないでしょうか?

お金を渡す側から見ると、将来のために有効に使ってほしいと贈与をする方が多いですが、実際はそのようにならないケースが多いのです。

しかし、贈与に保険を絡めれば、無駄遣いしてしまうリスクをなくすことができます。贈与に保険を絡めるときに利用する保険は、毎月や毎年、保険料を支払う「平準払い保険」という保険になります。

平準払い保険と聞くとなんだか難しそうなイメージがあるかもしれませんが、要は多くの方が入っている月払いや年払いの生命保険のことをいいます。

保険を以下のスキームを使って契約をするわけです。

平準払い保険のスキーム
  • 契約者…贈与を受けた人(子供や孫)
  • 被保険者…贈与をした人(祖父母や両親)
  • 死亡金受取人…贈与を受けた人(子供や孫)

    平準払い保険の中には、契約をして一定期間経過すると途中で解約しても、今まで支払った保険料以上の解約金を受け取ることができる保険があります。このタイプの保険を利用すれば、将来のためにお金を貯めておくことが可能となります。

    さらに、保険の契約期間中に贈与した人に万が一があった場合、死亡保険金を、相続税の支払いに充てることが可能になります。毎年行っている生前贈与に保険を絡めることによって有効にお金を活用することができるのです。

    IS6FXで稼いだら守りもしっかり固めよう!

    海外FXは高いレバレッジが使えるので、とかくお金を儲けるという「攻め」の部分に目が行きがちです。確かに、お金を大きく稼ぐのは非常に重要ですが、お金を稼いだら稼いだでしっかり「守り」を固める必要があります。

    海外FXで稼いだ利益については、当然、まず所得税や住民税がかかるので、所得税や住民税の分についてはしっかり確保しておかなければなりません。

    また、所得税や住民税だけではなく、IS6FXで稼いだトレーダーに万が一のことがあると、相続税がかかります。FXトレーダーの多くは、もしかすると若い方なのかもしれませんが、若い方でも、いつ何が起きるかわかりません。

    残された家族が困らないためにもしっかりとした相続税対策をしておくのは、海外FXで大きな利益を上げた人の責務といえます。

    ぜひ、IS6FXなど海外FXを利用する方は「攻め」の部分だけではなく「守り」の部分についてもしっかり準備するようにしてください。

    まとめ

    今回は、IS6FXで稼いだお金をしっかりと家族に引き継ぐための方法について説明してきました。

    FXトレーダーの多くは、若い方が多いと思われますので、「相続」といわれてもあまりぴんとこないかもしれません。しかし、人生何が起きるかわかりません。しっかりと対策しておくことに越した事はありません。

    もし何の対策もせずに万が一のことがあると、残された家族は多額の相続税を納付しなければなりません。せっかく稼いだお金を家族が有効に活用できない可能性があります。

    今回紹介した生命保険を活用した相続税対策は誰にでもできる非常に簡単な方法になります。相続税対策は他にもアパートを活用したものなど様々な方法がありますが、まずは簡単にできる生命保険を活用した相続税対策に取り組んでみてはいかがでしょうか。

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