
ここでは、FXで「負けない方法」を紹介していきます。
「勝つ方法ではなく?」と感じるかもしれませんが、FXにおいては「負けない」という意識を持つことが実は重要です。
目次
そもそもFXで絶対に負けないことは可能なのか?
「負けない方法」とは言いましたが、そもそもFXで100%負けない事はできるのでしょうか。
もちろんできません。
プロのFXトレーダーであっても当然のように負けていますし、負けたところで動揺しません。
たまに「勝率100%!」などと謳う怪しい商材やツールもありますが、そんなものに騙されてはいけません。
むしろFXで稼いでいる人の中には、「細かく負けて、大きく稼いでいる」人も多いので、単純な「勝率」で言えば50%以下の方もいます。
ですから、FXに関して知っておくべきなのは「できる限り負けない方法」と「トータルで負けない方法」です。
FXで負けない方法、マイルールを固めましょう
まずは、FXでいつも負けている人の性質を紹介していきます。
恐らく一番多いのは、「FXで連敗したからといって、それをカバーするために無謀なトレードをして、さらに負けてしまう人」です。
これは完全に「気持ち」に支配されています。
実は、FXで負ける人の多くは「テクニック」よりも「メンタル面」に問題を抱えています。
では、FXで負けない方法を具体的に3つ紹介していきます。
- 気持ちを制御する
- マイルールを破らない
- FXの勉強をきちんとやっている
それぞれ解説していきます。
①気持ちを制御する
プロFXトレーダーの多くは、「気持ち」を排除してFX取引を行っています。
「プロ」でなくても、ある程度稼げている人の大半に当てはまることです。
FXと聞くと何となく「勝負師」という言葉を連想するかもしれませんが、それは違います。
むしろイメージすべき言葉は「作業員」です。
②マイルールを破らない
「マイルールを破らないことを徹底する」という意識を持ち、それを実行すれば自分の気持ちに振り回されることはなくなります。
マイルールといっても色々ありますが、それは例えば「○○まで下がったら損切を行う」「○○まで上がったら利確をする」などです。
もちろん「完全にルールを作ってから、FXトレードに挑戦する」と考えているといつまでもFXをスタートすることができなくなります。
ですから、現実には「最初にできる限りルールを作る→そこそこのところで実践開始→必要なルールを追加していく」ことになるはずです。
③FXの勉強をきちんとやっている
FXの勉強をきちんと行っているかどうかというのも大事です。
勉強方法は色々ありますが、「負けない方法(勉強方法)」の1つだと言えるのが、「これまでのチャートの勉強(分析)」です。
チャートとは相場変動の仕方を示した線グラフのようなものです。
これを観察・分析することで、「今がこの状態なら、そろそろこう動きそう」などのことが分かるようになります。
「勝っている人の真似」こそが負けない方法です
「FXで勝っている人」の多くが、「FXで勝っている人の真似」をしています。
しかし、FXで負け続けている人のなかには「真似するなどプライドが許さない」「独自の必勝法を見つけて大儲けしたい」と考えている人が少なくありません。
とりあえず「プライド」については捨ててくださいというしかありません。
持っていても意味がありません。
また、FXの場合は「他プレイヤーの行動はあまり関係しない」ため、極端に言えば「勝っている人の完全コピー行動」をしていても問題ありません。
「FXというもの自体が登場して間もない頃」とは違います。
どんどん他人の真似をしましょう。
FXで負けない方法を6つ挙げていきます
すでに触れた内容と少し重なるかもしれませんが、FXで負けない方法をさらに6つお伝えしていきます。
- 「意図せずトレードを続ける」ことを避ける
- 「負けてもいい金額」以上は使わない
- 購入ライン/売却ラインを守る
- その日のトレードをやめる「損失額基準」を決めておく
- ○連敗したら休む
- 損切を絶対にする
①「意図せずトレードを続ける」ことを避ける
例えば、
- PCのアップデートが始まってしまい損切りのタイミングを逃す
- サーバー会社のメンテナンスでインターネット接続ができなくなくなりタイミングを逃す
- つい眠ってしまって利確のタイミングを逃す
などの事があり得ます。
つまり、「自分が把握しないところで続く取引」がないようにしましょうという事です。
②「負けてもいい金額」以上は使わない
「どの辺りまでを『負けても良い金額』とするか」という問題もありますが、とにかく「失うわけにはいかないお金」をFX資金にする事だけは絶対にやめてください。
③購入ライン/売却ラインを守る
「マイルールを破らない」という話と繋がりますが、「○円なら買う」「○円なら売る」といったラインを厳守しましょう。
ここの部分をあやふやにしていると、「自分の過去のFX取引を見て、分析・今後の取引に活かす」ということがしにくくなります。
④その日のトレードをやめる「損失額基準」を決めておく
簡単に言えば「1日で○円負けたら、その日のFX取引はやめる」という事です。
強靭な精神力があればあえて1日単位で区切る必要もありません(とにかくマイルールを守ればいいので)。
しかし、実際には「ああ今日は負けた!やめよう!」くらいの気持ちで離脱したほうが、翌日以降に平常心でFX取引をしやすくなります。
⑤○連敗したら休む
これも負けない方法として必須というわけではありませんが、例えば「7連敗したら休む」などのルールを作っておくことを推奨します。
「マイルールを破っていないのだから、いくら負けても問題ない」という考え方もありますし、実際それも一理あります。しかし、「あまりにも連敗し続けたら、魔が差す(無謀な取引をするなど)可能性もある」のが人間です。
⑥損切を絶対にする
FXにおいては「損切」をしない限りは、強制ロスカットが発生するまでは粘ることができます。
粘り続けて運よくチャートが反転すれば、「我慢して正解だった!利益が出た!」という結果になります。ですがそれは本当に運が良かっただけの話であり、実際には「損切りをためらったせいで、損失が大きくなる」というケースが大半です。
ですから、「粘れば何とかなるかも」という気持ちは絶対に持たず、マイルールに従って淡々と損切りをしましょう。
負けない方法、1回1回「やる」と決めて「やる」
「そんなに徹底して、FX取引をし続けることはできない」と感じた方にお伝えします。
「1つの行動」に対して、「やる」と決めてやりましょう。
例えば、「損切りラインに来た」のであれば、「損切りラインに来たから、損切りをする」と決めて実行します。
結局、FX取引をするのはあなたです。
くじけそうになったら、「やると決めて、やる」という言葉を思い出してみてください。
まとめ:FXで負けない方法を実行すれば「勝てる」
今回はFXで負けない方法を紹介しました。
- 「気持ち」に振り回されないようにする
- そのためにマイルールを決めて守る
- チャート分析をする
などのことが負けない方法としては特に大事です。
また、冒頭でもお伝えしたとおり、FXはある程度負けるのが当然ですので、勝っても負けても一喜一憂しないことも重要です。
これらの「負けない方法」を徹底し続けると、徐々に「勝てるFXトレーダー」になっていきます。頑張りましょう。