
ここではGEMFOREXのスプレッドについて解説します。
細かいものですが積み重ねると大きくなり得るものですので、ぜひ最後までお読みください。
目次
スプレッドとは?
スプレッド:通貨ペアの買値と売値の差額
例えば、
売値:110.100円
買値:110.090円
なら110.100円-110.090円=0.01円(1銭)がスプレッドとなります。
このスプレッドは、GEMFOREXの取り分となります。
1銭くらいなら……と感じるかもしれませんが、例えば10万通貨分の取引を行えば1,000円の差になりますから、あまり軽視するわけにもいきません。
そして通貨ペア次第でスプレッドは違いますし、タイミングによっても変わるFX業者が多いです(変動制)。
さらに言うと、為替の値動きが激しい通貨はスプレッドが大きくなりやすいです。
口座の種類次第でGEMFOREXのスプレッドは違う
GEMFOREXには以下の2種類の口座があります。
- ノースプレッド口座
- オールインワン口座
①ノースプレッド口座
「ノースプレッド」という響きから「スプレッドが全くない」と感じるかもしれませんが、そうではありません。「最小で0.0pipsになる可能性がある」というだけです。
言い換えれば「ノースプレッド(になる可能性がある)口座」ですね。
(以下、「pips」は省略します)
例えば、円ドルのスプレッドは「アベレージ0.3/最小0.0」となっています。
必ず0.0になるとは思わないほうが良いでしょうね。多くのタイミングで0.3くらいでトレードすることになると考えてください。
でも、0.3というのは海外FX全体で見ても非常に小さいほうです。
また、円ドル以外の通貨ペアも、だいたいはとても小さいです。
ただし、GEMFOREXのノースプレッド口座には以下のデメリットがあります。
ボーナスがもらえない
ノースプレッド口座では口座登録ボーナス(2~3万円)、入金ボーナス(入金額の100パーセント)といったボーナスがもらえません
「最初の入金額」がキツい
最初に30万円以上入金する必要があります。オールインワン口座の場合は100円でOKなのですが……
利用制限がかかる
ノースプレッド口座では自動売買システム(EA)の使用やミラートレードができません。
ボーナスや入金額に関してはまだしも、EA専門のトレーダーがあえてノースプレッド口座を作る必要はありませんね。
②オールインワン口座
GEMFOREXのオールインワン口座のスプレッドですが、円ドルで「1.2~1.7くらい」です(時期による)。
円ドル以外に関しても「海外FX業界の平均的なスプレッド」だと思います。
しかし、オールインワン口座には
- ボーナスあり
- 100円からOK
- EAやミラートレードもOK
などのメリットがあります。
オールインワン口座→ノースプレッド口座の順で作りましょう
GEMFOREXの豪華なボーナスをもらわないのはあまりにももったいないです。
ですから、まずはオールインワン口座を作りましょう。そのあと、必要に応じてノースプレッド口座を作成してください。
具体的な流れはこんな感じになります。
- オールインワン口座を作ってボーナスをもらう
- オールインワン口座でFXトレードをしてお金を稼ぐ
- 資金に余裕ができたらノースプレッド口座を作る
- ノースプレッド口座を使う(スプレッドが狭いですしね)
一度ノースプレッド口座を作ってしまえば、スプレッドが広いオールインワン口座をあえて使う必要はなくなります。
ただ、繰り返しになりますが、ノースプレッド口座ではEAトレードやミラートレードができないので気を付けましょう。
※「資金に余裕があるし、最初からノースプレッド口座を作るよ!」と考える人もいるかもしれませんが、それでも「もらえるものをあえてもらわない」というのは個人的におすすめしません。
GEMFOREXでスプレッドが大きくなりやすいタイミングは?
先ほどもお伝えしたとおりGEMFOREXのスプレッドは変動制ですから、同じ通貨ペアでもタイミングによってスプレッドが変わります。
GEMFOREXでスプレッドが広くなりやすいのは主に以下のタイミングです。
スプレッドを重視したい方は、これらのタイミングを避けてFXトレードすることも検討しましょう。
- 早朝
- 経済指標発表時など
①早朝
早朝は「マーケット全体のトレード数」が下がるため、相場が変動しやすくなり、スプレッドが広がりやすいです。
全体のトレード数が少ない:相場が不安定になりやすい、スプレッドが広くなりやすい
↑GEMFOREXに限らず、「スプレッド変動制」のFX業者にはこういった傾向があるので覚えておきましょう。
②経済指標発表時など
経済指標発表前後など、「相場が激しく動くことが明らかな事柄があるとき」にもスプレッドが広くなりやすいです。
※スプレッドは広くなりますが、相場が動きやすいので「FXトレードで利益を出しやすいタイミング」とも言えます。
※「早朝だけトレードする」くらいなら大丈夫ですが、「経済指標発表時だけトレードする」といったことをしていると、最悪の場合口座が凍結されます。ただし、「普段からGEMFOREXでトレードしている人が、経済指標発表時もトレードする」のはOKです。
GEMFOREXで発生する手数料はスプレッドだけ
GEMFOREXでトレーダー側が負担するお金はスプレッドだけなのでご安心ください。
「それは当たり前では?」と感じるかもしれませんが、FX業者のなかには「スプレッドが狭い口座には、別途トレード手数料を設定する」というルールを設けているところもあります。
それを踏まえて考えても普通の口座よりはコストが低くなる場合が多いですが、トレード手数料のことを忘れていると「あれ、案外お金がかかるな……?」と困惑する事になります。
ですが、GEMFOREXの場合はトレード手数料は取りません。
スプレッドだけしか発生しないので、損益計算も楽です。
補足:GEMFOREXの主なメリット
①最大レバレッジ1,000倍
海外FX業者全体で見てもかなり優秀な数字です。また、口座資金が増えると最大レバレッジが大きく下がる業者もありますが(FBSなら3,000倍から100倍まで下がります)、GEMFOREXの場合は500倍までしか下がりません。
②入金ボーナス
すでにちょっと触れましたが口座を作るだけで2~3万円のボーナスがもらえます。
レバレッジ1,000倍なので、これくらいの資金があれば十分にトレードすることが可能です。「自己資金0円」から大金を稼ぐことも夢ではありません。
③自動売買システムやミラートレードが豊富
GEMFOREXは最初はシステムトレード専門業者でした。それもあってか、今でも自動売買システムやミラートレードが豊富です。しかも無料で使うことが可能です。
まとめ:GEMFOREXのスプレッドは並!ノースプレッド口座の作成はよく考えてから!
海外FX業者のGEMFOREXのスプレッドについて解説しました。
まとめると、こんな感じです。
- ノースプレッド口座のスプレッドは非常に狭い
- ノースプレッド口座には「ボーナスなし」などのデメリットがある
- オールインワン口座のスプレッドは平均レベル
- オールインワン口座には特にデメリットがない
やはり最初は、オールインワン口座から作成するのがおすすめです。
オールインワン口座でしっかり稼ぎ、資金に余裕ができてからノースプレッド口座の作成を検討しましょう。
(EA専門トレーダーにはノースプレッド口座は不要)
ちなみに、GEMFOREXでスプレッドが広がりやすいのは、
- 早朝
- 経済指標発表時
などです。