海外のFX業者を使って取引をしていきたいと考えている人は多いと思います。
しかし、海外FX業者の噂として出回っているのが、「稼ぎすぎると口座凍結をする」という内容です。
果たしてこの噂はどこまで本当なのでしょうか?
また、もしそうなってしまった場合は出金ができなくなるのでしょうか?
目次
海外FX業者で稼ぎすぎると口座凍結になるという噂は本当?
海外FX業者を使った場合、口座凍結をされるのかという不安を持っている人は多いと思います。
結論から言ってしまうと、口座凍結をされる可能性はあります。
しかし、詐欺を目的として口座凍結をしているわけではないことも多く、その原因を作っているのはトレーダー自身である可能性が非常に高いのです。
ただ、実際に口座凍結をされた人たちは、原因が自分にあることに気づかずネットなどで、
「海外FX業者は詐欺だ」と投稿したりするのです。
無名の海外FX業者を使って、利益を出して凍結させられた場合は、もしかしたら詐欺業者かもしれません。
しかし、ある程度名前が売れている海外FX業者の場合は、すぐに特定されてしまうためそのような愚かな行為はしないと考えるのが普通です。
では、なぜ口座凍結させられてしまう人がいるのでしょうか。
自分が口座凍結の被害に遭わないためにも、詳しく見ていきましょう。
出金拒否や口座凍結をされることはあるの?理由は?
口座凍結をさせられてしまう人というのは、知らず知らずのうちにルール違反をしていることが多いです。
では、よくある口座凍結パターンについて、詳しく見ていきましょう。
トレードのルール違反
まずは、トレードのルール違反です。
FX業者ごとに、トレードに関するルールというのが設けられています。
例えば、
- 両建てのトレード禁止
- スキャルピング禁止
- 極端に高額な取引を短時間で、且つ無申請で行った
- ボナースアービトラージの利用
などが挙げられます。
このように、FX業者が禁止しているトレードを行った場合は、口座凍結や出金拒否をさせられてしまうことがあります。
そのため、口座凍結をさせられた、あるいは口座凍結が心配だという人はもう一度使っているFX業者のトレードルールを確認してみましょう。
出金方法が間違っている
海外のFX業者から出金をする場合、若干複雑な手順を踏むことになります。
例えば、クレジットカードで5万円入金して、利益と合わせて10万円を出金しようとした場合、一度に10万円を出金することはできません。
クレジットカードは、返金手続きをしてお金を受け取るという仕組みになっていますので、まずは入金した5万円の返金手続きを行い、その後利益分の5万円が銀行振り込みで支払われるのです。
このような出金手順を把握していないと、
「利益分が振り込まれなかった!詐欺だ!」 と勘違いしてしまいますので、注意が必要です。
また、クレジットカード以外にも出金方法はたくさんありますので、その方法についても確認して、自分が一番やりやすい方法で出金手続きを行うことがおすすめです。
口座情報の間違い
口座を開設する際には、様々な情報を入力します。
もちろん出金用の口座も登録するわけですが、仮に登録口座以外に出金をしようとすると、出金拒否や口座凍結をされてしまう可能性があります。
なぜなら、マネーロンダリングを防ぐためです。
そのため、出金をする場合は、登録した口座と同じ口座で申請をすることが大事になってくるのです。
有名な海外FXは基本的に優良
ネットや口コミで人気の海外FX業者は、そのほとんどが優良FX業者です。
海外のFX業者を使うと、レバレッジを国内FX業者よりも高めに設定することができるなどメリットが複数あります。
もし、海外FX業者を使ってFXをしようと考えているのであれば、まずは業者について徹底的にリサーチをすることが大事です。
また、リサーチをする場合は、そのFX業者を使ったことがある人の口コミや感想などを参考にしてみることがおすすめです。
悪徳業者がいないとは言い切れない
海外の有名なFX業者は大体優良だと解説しました。
しかし、悪徳業者や詐欺業者が1つもないとは言い切れません。
特に無名のFX業者などの中には、詐欺業者などが混ざっていることがあるため注意が必要です。
ただ、日本人で海外FX業者を使おうと思っている人の多くは、そこまで無名のFX業者を使おうとは考えないでしょう。
きっと、口コミや評判などをあらかじめブログなどで確認してから登録する人が多いはずです。
そのため、あまり心配する必要はありませんが、それでもSNS広告などで流れてくる場合もあります。
もし、魅力的に思える広告が表示された場合は、先ほどの手順に戻って、会社を徹底的に調べ上げることが大事になってきます。
悪徳業者に騙されないようにするためには?
では、海外FX業者の中に混ざっている悪徳業者に騙されないようにするためにはどうすればいいのでしょうか?
先ほど、徹底的に会社を調べると説明しましたが、中には、
「どうやって会社を調べればいいの?」と思う人もいるでしょう。
そこで、次の段落からは、より具体的に会社を調べる方法を解説していきます。
ホームページでしっかりと情報収集
まずはその会社のホームページを確認しましょう。
ホームページを確認することで、会社情報や仕組みなどを確認することができます。
仮にホームページを探しても見つからないという場合には、その時点で登録するのを辞めましょう。
悪徳業者の中には、ホームページを作ってしまうと足がついてしまうため、あえてホームページを作らずに運営しているところもあります。
そのため、情報収集をするための基本となるホームページ確認から始めてみることをおすすめします。
また、ホームページを確認したら、金融ライセンスを取得しているかどうかをチェックしましょう。
もし金融ライセンスを取得していない場合には、その時点で登録を避けるべきです。
実際にトラブルを引き起こしているのは、金融ライセンスを持っていない業者が多いのです。
ただ、中には金融ライセンスを取得していないのに、あたかも取得しているかのような書き方をしているFX業者もいるため注意が必要です。
運営会社をしっかりと確認
続いては運営会社を確認することが大事です。
サイト名と運営会社の名前が違うことがありますが、これはそこまで心配しなくても大丈夫です。
ただ、しっかりと会社の住所や概要が載っていることを確認することが大事です。
中には、「英語表記でわからない」という人もいると思います。
しかし、有名なFX業者や優良なFX業者の場合は、日本人ブロガーが解説をしていることがほとんどです。
そのため、そのようなブログを見ることで、会社情報や安全性などを確認することができます。
まとめ
海外FX業者を使った場合、口座凍結や出金拒否をされる確率が0だとは言い切れません。
ただ、もしそうなった場合は、自分自身が原因であることも多いのです。
そのため、海外FX業者を使う場合には、あらかじめトレードルールなどをしっかりと確認しておくことが大事です。
また、海外FX業者の中には悪徳業者が混ざっていることもありますので、すぐに登録をするのではなく、そのFX業者のホームページを確認して、金融ライセンスのチェックをしたり、そのFX業者に関して解説をしているブログなどを見たりして、情報を集めることが大事になってきます。