8月22日から8月26日のマーケット振り返り&来週の予想

8月22日月曜日のマーケット振り返り

日本

日経平均株価は135円安と3日続落。前日の米株安を受けて安寄りし一時下げ幅は300円を超えました。しかし、28,600円前後では押し目買い優勢。また、中国人民銀行の利下げや足元の円安が株価の下支え要因となりました。大引けにかけては横ばい圏で推移。

ドル円は行って来いの展開。朝方は136円台後半で推移。米長期金利が3.0%への上昇に連動して、一時137円44銭と7月27日以来の高値を記録。その後は米金利低下と共にドル円は売り優勢となり、夕刻には136円台後半まで押し戻されました。

海外マーケット

米国市場は株安債券安(金利上昇)ドル高の展開。足元の相次ぐFRB関係者のタカ派的な発言により、改めてFRBが金融引き締めに積極的な姿勢を示すとの観測が強まりました。

また、26日に行われるパウエル FRB議長の講演に対する警戒感も浮上。米株価は大幅続落すると共に米長期金利は上昇しました。インフレ長期化への懸念から独長期金利などが上昇したことも重なり、米長期金利は一時3.04%と約1ヵ月ぶりの水準まで上昇。

また、為替市場では引き続きドル堅調、ユーロ軟調、円はまちまちの動きとなりました。 ユ一口は約1ヵ月ぶりに1ユーロ=1ドルの等価 (パリティ) 割れ。NYダウは643ドル安と大幅続落。ハイテク株中心に幅広い銘柄に売りが出ました。

ドル円はほぼ右肩上がりで上昇。一時137円65銭と約1ヵ月ぶりの水準まで上昇。その後も137円台半ば前後の高値圏を維持。中国人民元は利下げもあり、対ドルで約2年ぶりの安値を記録しました。

原油(WTI先物)は4営業日ぶりに反落。FRBの積極的な利上げで米景気が減速し、原油需要が後退するとの見方から売りが先行。しかし、サウジアラビアのエネルギー相が原油減産を示唆した報道をきっかけに下げ渋りました。

8月23日火曜日のマーケット振り返り

日本

日経平均株価は341円安と4日続落。前日の欧米株安を受けて売り優勢で寄り付きました。寄り付き直後には下げ幅が400円近くに達する場面も。その後は下げ渋りました。政府が、コロナ関連で水際対策の緩和を検討(1日当たりの入国者数の上限引き上げなど)していると
の報道で、内需関連銘柄の一角が堅調。

ドル高一服。ドル円は朝方、137円71銭と7月22日以来の水準まで買われました。その後は、米長期金利上昇が一服したこともあり137円台前半での小動き。

海外マーケット

米国株は引き続き軟調で続落。26日のパウエルFRB議長の講演に対する警戒感に加え、低調な米経済指標が売り材料となりました。 パウエル議長の講演に関しては、インフレ抑制のため利上げを続ける姿勢を改めて示すなど、タカ派的な発言に対する警戒感が強い。

米長期金利は3日連続で上昇(価格続落)。一時3.07%と約1ヵ月ぶりの水準まで上昇。また、為替市場ではドル高が一服。NYダウは154ドル安と3日続落。朝方は買いが先行する場面もありました。ただ、パウエル講演に対する警戒感は根強く、弱めの米経済指標と相まって終始売り優勢。

ドル円は米経済指標発表をきっかけに急落、一時136円を割り込みました。ただ、米長期金利が3%台で推移していることもあり持ち直しました。その後は概ね136円台後半で推移。

前日のサウジアラビアのエネルギー相が主要産油国の減産の可能性を示唆しました、と報じたことが引き続き材料視。金はドル高一服を好感し7営業日ぶりに反発。

8月24日水曜日のマーケット振り返り

日本

日経平均株価は139円安と5日続落(2月17日~24日以来)。朝方は、自律反発狙いの買いが入り反発に転じました。しかし、米国株が続落していることもあり、売り優勢に転じるのに時間はかからなかったです。

また、ドル高・円安が一服したことも相場の重石。大引けにかけても終始売り優勢の展開となりました。円買い優勢。ドル円は米長期金利の上昇が一服したこともあり、137円近くでは伸び悩みました。ポジション調整は売り中心で、夕刻にかけて136円台半ばまで調整。

海外マーケット

米国株は反発。3日続落したこともあり、押し目買い優勢。ただ、26日のジャクソンホール会議におけるパウエルFRB議長講演に対する警戒感は強く、積極的な買いは入らなかったです。

米長期金利上昇も重石。その米長期金利は4日連続で上昇。欧米の天然ガス価格の上昇により、インフレ高止まりが意識され売り優勢。 低調だった 5年物米国債入札も金利上昇につながり、一時米長期金利は3.12%と約2ヵ月ぶりの水準まで上昇。

また、為替市場ではドル、ユーロがしっかりだった一方、円は軟調。NYダウは59ドル高と4日ぶりの反発。前日までの3日続落で1,000 ドル余り下げており、押し目買いが入りました。ただ、33,000ドル台では売り優勢。ナスダック総合も4日ぶりの反発。

ドル円は米長期金利上昇に連動して137円台前半まで上昇。その後は137円前後でもみ合いました。ユーロは1ユーロ=1ドルの等価 (パリティ) 割れが定着しつつあります。その他の通貨では中国経済に対する不安等から豪ドルが軟調。

原油(WTI先物)は続伸。米原油在庫減少や、欧米天然ガスの価格上昇が追い風となりました。

8月25日木曜日のマーケット振り返り

日本

日経平均株価は165円高と6営業日ぶりの反発。朝方から、5日続落した後の自律反発に期待した買いが入りました。また、新型コロナウイルスの水際対策緩和や、原発政策の転換など政府の政策への期待も追い風。後場入り後には、米株先物指数が堅調に推移したこともあり、一時200円超の上げ幅を記録しました。

足元買われた反動もありドル軟調。ドル円はポジション調整の売りもあり、朝方の137円台前半からジリ安の展開となり、夕刻には136 円台半ば前後で推移しました。

海外マーケット

今週最大の注目材料である今晩のパウエルFRB議長講演を目前に控え、各マーケットはポジション調整の売買が中心。その結果、米株高 米金利低下・ドル小幅安の展開となりました。米国株は米長期金利低下も追い風。その米長期金利は5営業日ぶりの低下となりました。3.13%と約2ヵ月ぶりの水準から一気に切り返し3.02%まで急低下。7年物米国債入札が好調だったことも金利低下要因。

為替市場ではドル、ユーロが売り先行、円は買いが先行しました。NYダウは322ドル高と続伸。パウエル講演前のポジション調整は買いが中心で、 大引けにかけて上げ幅を拡大する展開。

ドル円は136円台後半から136 円台前半へと売られる展開。ただ、米長期金利急低下に対する反応は限定的。その他では、前日報じられた中国の追加の経済支援措置を材料に豪ドルが堅調。

原油(WTI先物)は3営業日ぶりに反落。イラン核合意の再建交渉を巡り、イラン産原油の禁輪が解除される可能性が意識され、需給緩和の思惑から売りが優勢。金はドル小幅安・米金利低下を好感し3日続伸。

8月26日金曜日のマーケット振り返り

日本

日経平均株価は続伸。前日比162.37円高の28641円となりました。25日の米株式市場でダウ平均は322ドル高と続伸。26日の東京市場でドル・円はしっかり。早朝に136円 42銭まで下げましたが、米10年債利回りの下げ渋りでドル売りは後退し上昇基調に。また、日経平均株価の堅調地合いで日本株高を好感した円売りに振れ、ドルは夕方にかけて買い再開で137円12銭まで上昇しました。

海外マーケット

26日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比1008ドル(3%)安の3万2283ドルで終えました。米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は経済シンボジウム 「ジャクソンホール会議」で講演し、インフレ抑制対策を「やり遂げるまで続ける」と述べたことで、市場は金融引き締めの継続を織り込み、リスク回避姿勢を強めました。

ダウ平均は5月18日(1164ドル安)以来の下げ幅。米主要株式指数はそろって下落し、 S&P500種株価指数は3.4%、ハイテク株の比率が大きいナスダック総合株価指数は3.9%それぞれ前日の終値と比べ下落。

6日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反落し、前日比1円 15 銭円安ドル高の1ドル=137円 60~70銭で取引を終えました。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が26日、カンザスシティー連銀主催の経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)での講演でインフレ抑制を最優先で進める姿勢を示しました。米金融引き締めが長く続くとの見方が強まり、ドル買いが優勢となった格好です。

来週の予想

来週(29~9月2日)の外国為替市場で、円の対ドル相場は弱含みそうです。8月の米雇用統計や米消費者信頼感指数、米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数などの重要指標の発表を控えます。公表結果が市場予想を上回ればドルの買い材料になりやすい。2日発表の雇用統計が堅調な内容となれば、米金利の上昇につれて 「1ドル=138円台に下落する可能性もある」 でしょう。

来週の重要な経済指標

8月29日月曜日

10:30 豪7月小売売上高
14:00 日6月景気動向調査[改定値] 16:00 トルコ7月貿易収支
16:00 トルコ8月経済信頼感
22:00 レーンECB理事、講演
23:30 米8月ダラス連銀製造業活動指数
27:15 ブレイナードFRB副議長、ワークショップで講演

EU防衛相非公式会合[30日まで]

8月30日
08:30 日7月完全失業率
08:30 日7月有効求人倍率
10:30 豪7月住宅建設許可件数
15:00 南ア7月マネーサプライ
15:00 南ア7月民間部門信用
16:00 スイス8月KOF先行指数
17:00 伊6月工業売上高
17:30 英7月消費者信用残高
17:30 英7月住宅証券融資残高
17:30 英7月住宅ローン承認件数
17:30 英7月マネーサプライ
18:00 イタリア5年債、10年債入札
21:00 南ア7月財政収支
21:00 ハンガリー中銀、政策金利発表
21:00 独8月消費者物価指数[速報]
21:00 バーキン・リッチモンド連銀総裁、経済見通しについて講演
21:30 加4-6月期経常収支
21:55 米レッドブック週間小売売上高
22:00 米6月及び4-6月期住宅価格指数
22:00 米6月S&Pケースシラー住宅価格指数
23:00 米8月消費者信頼感指数
23:00 米7月雇用動態調査[JOLT]
24:00 ウィリアムズ・ニューヨーク連銀総裁、WSJ主催の討論会に参加
25:00 ホルツマン・オーストリア中銀総裁、ストゥルナラス・ギリシャ中銀総裁、イングベス・スウェーデン中銀総裁らがアルプバッハ・フォーラムで講演                                            EU防衛相非公式会合[最終日]
EU外相非公式会合[31日まで]
ロシア軍事演習「ボストーク2022」[9月5日まで]
8月31日水曜日

07:45 NZ7月住宅建設許可
08:01 英8月BRC店頭価格指数
08:50 日7月鉱工業生産[速報] 08:50 日7月商業販売統計
10:00 NZ8月ANZ企業景況感
10:30 豪7月民間部門信用
10:30 中国8月製造業/非製造業PMI
10:30 中川日銀審議委員、函館市の金融経済懇談会で挨拶
11:00 シンガポール7月マネーサプライ
14:00 日8月消費動向調査
14:00 日7月新設住宅着工戸数
14:00 日7月建設工事受注額
14:30 中川日銀審議委員、記者会見
15:00 独7月輸入物価指数
15:45 仏4-6月期GDP統計[確報] 15:45 仏8月消費者物価指数[速報] 15:45 仏7月消費者支出
15:45 仏7月生産者物価指数
16:00 トルコ4-6月期GDP統計
16:55 独8月雇用統計
17:00 スイス月クレディスイス景気期待指数
17:30 香港7月小売売上高
18:00 ユーロ圏8月消費者物価指数[速報] 18:00 伊8月消費者物価指数[速報] 19:00 外国為替平衡操作の実施状況[財務省、8月分] 19:00 伊7月生産者物価指数
20:00 米MBA住宅ローン申請指数
21:00 インド4-6月期GDP統計
21:00 南ア7月貿易収支
21:00 メスター・クリーブランド連銀総裁、経済見通しと金融政策について講演
21:15 米8月ADP雇用統計[新データシリーズ] 21:30 加6月及び4-6月期GDP統計
22:45 米8月シカゴ購買部協会景気指数
23:30 EIA週間石油在庫統計

時間未定
香港7月マネーサプライ

EU外相非公式会合[最終日] ロシアのガスプロム、パイプライン「ノルドストリーム」9月2日まで停止

9月1日木曜日

07:30 ボスティック・アトランタ連銀総裁、講演
08:00 豪8月製造業PMII[確報] 08:50 日4-6月期法人企業統計調査
09:30 台湾8月製造業PMI
10:30 豪4-6月期民間設備投資
10:30 豪7月持家住宅ローン件数
10:45 中国8月財新メディア製造業PMI
14:00 日8月新車販売台数
14:00 日8月軽自動車・新車販売台数
15:00 独7月小売売上高指数
15:00 英8月ネーションワイド住宅価格
15:30 スイス8月消費者物価指数
15:30 スイス7月小売売上高
16:00 日銀債券市場サーベイ[8月調査] 16:00 トルコ8月製造業PMI
16:30 スイス8月製造業PMI
16:45 伊8月製造業PMI
16:50 仏8月製造業PMI[確報] 16:55 独8月製造業PMI[確報] 17:00 ユーロ圏8月製造業PMI[確報] 17:00 伊7月失業率
17:30 英8月製造業PMI[確報] 18:00 ユーロ圏7月失業率
18:00 南ア8月製造業PMI
18:00 伊4-6月期GDP統計[確報] 19:30 センテノ・ポルトガル中銀総裁、BBVAのゴメス氏リスボン近郊の会議に参加
20:30 米8月チャレンジャーレイオフ調査
21:30 加7月住宅建設許可
21:30 米4-6月期非農業部門労働生産性[改定値] 21:30 米4-6月期単位労働コスト[改定値] 21:30 米新規失業保険申請件数
22:30 加8月製造業PMI
22:45 米8月製造業PMI[確報] 23:00 米8月ISM製造業景況指数
23:00 米8月ISM支払価格
23:00 米7月建設支出
28:30 ボスティック・アトランタ連銀総裁、講演

時間未定
南ア8月Naamsa自動車販売

[ベトナム]休場

米企業決算
クーパー[5:15] ホーメルフーズ
キャンベルスープ

9月2日金曜日

08:50 日8月マネタリーベース
15:00 独7月貿易収支
15:45 仏7月財政収支
18:00 ユーロ圏7月生産者物価指数
21:30 加4-6月期労働生産率
21:30 米8月雇用統計
22:30 シンガポール8月購買部景気指数
22:30 シンガポール8月電子産業指数
23:00 米7月製造業受注指数
23:00 米7月耐久財受注[確報]

英保守党党首選、党員投票締め切り[結果発表は5日] [ベトナム]休場

 

 

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