ハイローオーストラリアの税金について徹底解説!

ハイローオーストラリアは、数あるバイナリーオプション業者の中でも、圧倒的な知名度を誇っています。

また圧倒的な知名度だけではなく利益が出しやすいとして評判が良いバイナリーオプション業者ですこの記事を読んでいる方の中にもハイローオーストラリアで大きな利益を狙いたい方は多いのではないでしょうか。

しかし、バイナリーオプションで利益が出るときになるのが「税金」です。そこで今回はバイナリーオプションの税金について詳しく説明をします。わかりやすく説明をしますので参考にしてください。

海外バイナリーオプションの税金は総合課税の雑所得!

ハイローオーストラリア始めとする海外バイナリーオプションの税金は総合課税の雑所得に分類されます。

総合課税とは、様々な所得を合算して課税する方式です。具体的には、以下のような所得と合算して税率をかけて課税されます。

所得の種類
  • 利子所得
  • 配当所得
  • 不動産所得
  • 事業所得
  • 給与所得
  • 譲渡所得
  • 一時所得
  • 雑所得

総合課税の税率についてまとめました。

課税される所得金額税率控除額
1,000円 から 1,949,000円まで5%0円
1,950,000円 から 3,299,000円まで10%97,500円
3,300,000円 から 6,949,000円まで20%427,500円
6,950,000円 から 8,999,000円まで23%636,000円
9,000,000円 から 17,999,000円まで33%1,536,000円
18,000,000円 から 39,999,000円まで40%2,796,000円
40,000,000円 以上45%4,796,000円

所得税に加えて、住民税は一律10%かかるので、もしバイナリーオプションで4000万円以上の利益が出た場合の税金はなんと55%課税されることになります。

このようにハイローオーストラリアを始めとする海外バイナリーオプションの税金は非常に高いのです。では、国内バイナリーオプションの税金とはどのような違いがあるのでしょうか。

海外バイナリーオプションと国内バイナリーオプションの税金の違いとは

国内バイナリーオプションの税金は、申告分離課税の雑所得に該当します。税率は一律20.315%になります。海外バイナリーオプションと国内バイナリーオプションの税金の違いについてまとめました。

項目海外バイナリーオプション国内FXバイナリーオプション
所得区分雑所得
税区分総合課税申告分離課税
税率累進課税一律20.315%
損益の相殺

(損益通算)

「雑所得、総合課税方式」に分類される項目

(例:海外バイナリーオプション業者間の損益、海外FX、仮想通貨の損益など)

「先物取引に係る雑所得等」に分類される項目

(国内FX業者間の損益、先物・オプションによる損益など)

損失繰越不可3年分の損失繰越が可能

いかがでしょうか?表の通り国内バイナリーオプションの税率は一律20.315%なのに対し、海外バイナリーオプションの場合は、利益が多くなればなるほど課税される累進課税が適用されます。

利益が少ないうちは海外バイナリーオプションの方が有利ですが、大きな利益が出ると国内バイナリーオプションの方が有利です。

税金は必ず支払わなければならないものですが、節税する方法はあります。次の章ではバイナリーオプションの節税方法について説明をします。

ハイローオーストラリアの節税方法とは?

ハイローオーストラリアは非常に高いスペックを誇っているため利益が出しやすいです。しかし、総合課税が適用されるため、利益が出れば出るほど税金が高くなります。

そこでこちらではハイローオーストラリアの節税方法について説明をします。わかりやすく説明をしますので参考にしてください。ハイローオーストラリアの主な節税方法は3つです。

ハイローオーストラリアの主な節税方法
  • 経費を計上する
  • 損益通算を活用する
  • 所得控除を活用する

それぞれの節税方法についてわかりやすく説明をします。

経費を計上する

ハイローオーストラリアの節税方法の1つ目は経費計上することです。バイナリーオプションにかかった費用は経費として控除できますので積極的に活用しましょう。

代表的な経費計上できる項目についてまとめました。

  • バイナリーオプションの勉強するための書籍代
  • バイナリーオプションのセミナー代
  • バイナリーオプションのセミナーなどに行くための交通費
  • バイナリーオプションの情報収集にかかった飲食費
  • トレードにかかったインターネットの代金
  • トレードのためのパソコンや備品の購入費用
  • 家賃や光熱費

いかがでしょうか?かなりいろいろな項目の控除ができるのがわかるのではないでしょうか。特に家賃や光熱費については金額が大きい分、大きな効果を生むでしょう。

ただし、家賃や光熱費については全額の控除ができません。あくまでバイナリーオプションに利用した分だけ控除できますので注意してください。また、インターネットの代金についても同様です。バイナリーオプションに使った分だけの控除になりますのでこちらも注意しましょう。

いずれにしても経費計上するのとしないとでは、大きな違いなりますので確定申告の際は必ず経費計上を忘れないようにしてください。

損益通算を活用する

損益通算とは利益と損失を合算することによって利益を圧縮できる仕組みになります。

海外バイナリーオプションの場合は、海外FXや仮想通貨と損益通算が可能です。もちろん、ハイローオーストラリア以外のバイナリーオプション業者と取引をしている場合、他のバイナリーオプション業者との損益通算を可能になります。

損益通算を活用するとしないとでは税金は大きく変わってきますので必ず損益通算を行うようにしましょう。

所得控除を活用する

所得控除とは、その名の通り所得から控除できる項目になります。所得控除にはたくさんの種類がありますが、代表的な所得控除の項目についてまとめました。

  • 雑損控除
  • 医療費控除
  • 社会保険料控除
  • 小規模企業共済等掛金控除
  • 生命保険料控除
  • 地震保険料控除
  • 寄附金控除
  • 障害者控除
  • 寡婦控除
  • ひとり親控除
  • 勤労学生控除
  • 配偶者控除
  • 配偶者特別控除
  • 扶養控除
  • 基礎控除

このように、所得控除には様々な仕組みがありますが、特に効果が大きい生命保険料控除と小規模企業共済等掛け金控除のうち、iDeCoの控除について詳しく説明します。

<生命保険料控除>

年間の支払保険料等控除額
20,000円以下支払保険料等の全額
20,000円超 40,000円以下支払保険料等×1/2+10,000円
40,000円超 80,000円以下支払保険料等×1/4+20,000円
80,000円超一律40,000円

生命保険料控除と介護・医療保険料控除・個人年金保険料控除の3つの利用ができるので最大12万円の控除が可能です。

<iDeCoの上限掛け金>

具体例掛金の拠出額の上限
自営業者等月額6.8万円

(年額81.6万)

企業型DCのない会社の会社員月額2.3万円

(年額27.6万)

企業型DCに加入している会社員月額2.0万円

(年額24万)

DB加入者、公務員月額1.2万円

(年額14.4万)

専業主婦(夫)など月額2.3万円

(年額27.6万)

60歳以降も国民年金に加入している方など月額6.8万円

(年額81.6万円)

iDeCoは加入者の職業によって上限掛金が異なります。所得が800万円の場合で所得控除ありの場合とない場合で、どのくらい所得が変わるか見ていきましょう。

<生命保険料控除の控除額12万円、iDeCoの掛け金年間81.6万円の場合>

  • 所得800万円-12万円-81.6万円=7,064,000円

となります。かなり大きな節税になるのがわかります。所得控除についても積極的に活用するようにしてください。

 

ハイローオーストラリアの利益を納税する手順

こちらでは、ハイローオーストラリアの利益を納税する手順について説明をします。確定申告の手順は主に5つあります。

確定申告の手順
  1. 確定申告に必要な書類を用意する
  2. 申告書類を作成する
  3. 確定申告書を印刷する
  4. 確定申告書を送る
  5. 所得税を納税する

確定申告は慣れると非常に簡単ですが、初めて確定申告を行う方は難しいと思われているはずです。しかし流れについて理解すれば非常に簡単なので安心してください。

1.確定申告に必要な書類を用意する

まずは、確定申告に必要な書類を用意しましょう。バイナリーオプションの確定申告に必要な主な書類についてまとめました。

  • マイナンバーカード(もしくは通知カード)
  • 源泉徴収票(サラリーマンの場合)
  • 各種控除証明書(社会保険料控除・医療費控除・住宅ローン控除)
  • 経費の領収書 
  • 年間取引報告書(年間損益報告書)

経費の領収書や年間取引報告書については提出の義務はありません。ただし、税務調査などが入った場合、提示できるようをしっかり整理にしておきましょう。確定申告の間際になってまとめて用意しようと思うと非常に大変です。また、計上できる経費などが漏れてしまう可能性もあります。経費については事前にしっかりと用意しておくようにしましょう。

経費計上のソフトを利用すれば簡単に管理ができるのでおすすめです。中には無料で利用できるもありますので積極的に活用するようにしてください。

2.申告書類を作成する

国税庁のホームページで申告書類を作成しましょう。e-Taxで提出したほうがネットで完結するので楽です。もし、e-Taxがない場合は、印刷して提出するようにしてください。

確定申告をしたことがない方は、不安かもしれませんが、申告書類は、国税庁のホームページから簡単に作れます。エラーが出ると、わかりやすく指摘してくれますので問題なく作成できるはずです。

サラリーマンの方で会社に海外バイナリーオプションを行っていることを知られたくない方は、住民税の徴収方法を自分で納付する「普通徴収」を選択してください。普通徴収を選択すれば、会社に海外バイナリーオプションを行っていることがバレる可能性は低くなります。

ただし、普通徴収を選択しても絶対に会社にバレないわけではありませんので注意してください。なぜなら、同僚に話したりお金遣いが変わってくるなどちょっとしたことでばれてしまうのはよくあります。もし、誰にもバレずに行いたいのであれば日常生活からしっかり気をつけるようにしてください。

3.確定申告書を印刷する

e-Tax出ない場合は、確定申告書の作成が終わったら印刷しましょう。もしプリンターがない場合は、コンビニでも簡単に印刷できますので安心してください。

ただし、コンビニでコピーする場合は個人情報の管理に最新の注意を払いましょう。もしコピー機に置き忘れなどしてしまうと重要な個人情報が外部に漏れてしまう可能性がありますので注意してください。

4.確定申告書を送る

税務署に直接出向いて確定申告書を提出することもできますがおすすめできません。

なぜなら確定申告の時期は税務署は非常に混むからです。4~5時間かかることも珍しくありませんので、郵送もしくはe-Taxで送るようにしましょう。控えが欲しい場合は、返信用の封筒も同封する必要があります。

5.所得税を納税する

確定申告書の提出が終わったら期限までに所得税を納税しましょう。

国税の納税方法は以下の通りです。

  • 振替納税制度
  • 電子納税(e-Taxを使ったダイレクト納税、インターネットバンキング)
  • クレジットカード
  • コンビニでの納付
  • 金融機関で納付

ご自身に合った納付方法を選ぶようにしましょう。おすすめはクレジットカードでの納付です。

ハイローオーストラリアの税金のまとめ

ハイローオーストラリアは基本スペックが全て高いため利益が出しやすいバイナリーオプション業者です。しかし、利益が出しやすい分、税金についてはしっかり対策する必要があります。

なぜなら海外バイナリーオプションの税金は利益が出れば出るほど高くなる累進課税制度が適用されているからです。国内バイナリーオプションのように1日20.315%の税金というわけにはいきません。

経費計上や損益通算をしっかり行わないと莫大な税金を支払う可能性があるのです。ぜひ今回の記事を参考にしていただき、ハイローオーストラリアで大きな利益を出した際はしっかり節税対策するようにしましょう。

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