FXの勝てる勝率とは?勝率を上げる方法をまとめて紹介!

FXでは、勝った回数が多くても利益が残らない場合があります。今回は、勝率を、平均利益・平均損失・費用と合わせて見直します。

手法や相場環境、集計期間によって数字は変わります。全トレーダーに共通する勝率を推測せず、自分の記録から確認していきましょう。

FXの勝率は自分の取引記録から計算する

勝率は、利益が出た決済の回数を全決済回数で割って求めます。例えば10回中6回なら60%です。建値で終わった取引、分割決済、スワップや手数料をどう扱うかを決め、同じ基準で集計しましょう。

ただし、60%だから利益が出るとは限りません。1回の平均利益と平均損失の大きさによって、合計損益は変わります。

勝率平均利益/平均損失1回あたりの費用前損益
40%2,000円/1,000円0.4×2,000円-0.6×1,000円=+200円
60%1,000円/2,000円0.6×1,000円-0.4×2,000円=-200円
80%500円/3,000円0.8×500円-0.2×3,000円=-200円

これは、勝率と平均額が一定と仮定した計算例です。過去の記録から計算できても、今後同じ結果になる保証はありません。実際はスプレッド・手数料・スワップなども含めて確認します。

費用をまだ含めていない場合、1回あたり+200円でも、平均費用が250円なら差し引きは-50円です。一方、すでに純損益へ計上された費用を、もう一度引かないようにしてください。

10回の結果と、より長い期間の結果では数字が違う場合があります。勝率だけを抜き出さず、期間、回数、連敗、最大損失と一緒に見ていきましょう。

FXで勝率と損益を見直すポイント

ポイント1. 経済の流れを知る

為替相場は、政策金利、経済指標、政治情勢や要人発言などの影響を受けます。取引する通貨に関係する発表の時刻や内容を確認しておきましょう。

ただし、発言を読んだだけで次の方向が分かるわけではありません。予想との差や市場の受け止め方で、思った方向と逆に動く場合もあります。

発表の前後に新しい注文を出すか、保有量をどうするかを事前に決めます。予想が当たったかだけでなく、その時間帯のスプレッドや約定も取引記録に残すと、後で見直しやすくなります。

ポイント2. トレードルールを習慣化する

FX初心者トレーダーでやりがちな失敗が、損切りのタイミングを見失うということです。

「もう少し待てば戻る」と考えて決済条件を変えると、最初に見込んだ損失額を超える場合があります。

  • エントリーのタイミング
  • 損切りのタイミング
  • 利食いのタイミング

この3つを機械的に自分の決めたルールで行うことが大切です。

また特に重要なのが、損切りのタイミングは、あらかじめ決めたタイミングで行いましょう。
頭で分かっていても、出来なくて何度もミスしてしまう人は、自動売買ツール等を利用し、機械に自動的に取引をしてもらうのもいいかもしれません。

ただし、機械に任せることと、利益が出ることは別です。損失が出た後に数量を増やしていないか、設定した損切りを移動していないかも確認しましょう。注文の整理は利確・損切り注文と定期確認の記事も参考になります。

ポイント3. 同じ条件で手法を検証する

FXのトレード方法はたくさんあります。しかし、その方法が自分の資金や取引できる時間に合うかは、名前だけでは分かりません。

毎回違う手法を実資金で試すより、まずは1つのルールについて、期間・時間足・数量・費用をそろえて検証しましょう。条件を途中で変えた場合は、変更の前後を分けて記録します。

自動売買でも、過去に合わせた設定が次の相場に合うとは限りません。別の期間やデモ環境で動作を確認します。EAを考える方は無料EAの選び方と検証ポイントもご覧ください。

ゼロカットと強制ロスカットは勝率とは別に確認

海外業者の中には、決済後のマイナス残高を補填するゼロカット制度を設けるところがあります。ただし、対象や除外条件は契約によって異なり、海外FXなら必ず無条件に借金が生じないと一括りにはできません。

ゼロカットは、入金した資金や、すでに失った利益を取り戻す制度ではありません。勝率や手法の収益性を高めるものでもありません。

また、強制ロスカットは、証拠金維持率などが基準に達したときに損失拡大を抑えるために行う決済です。ロスカットのせいで、それまでなかった損失が突然発生するということではありません。

含み損も含めて資金を管理し、強制決済を待つ前に取引数量と決済条件を見直します。ロスカットの計算例で、口座全体の値を使う意味を確認できます。

レバレッジを上げても勝率は上がらない

レバレッジは、証拠金を基に、より大きな金額の取引を可能にする仕組みです。例えば1万円の100倍は100万円の取引額に相当します。「100万円の証拠金を持つ」という意味ではありません。

数量を2倍にすれば、同じ値動きに対する利益も損失もおおむね2倍になります。勝率や売買判断の精度が上がるわけではありません。負けた分を取り戻そうと数量を増やすと、次の損失も大きくなります。

口座上限、実際の通貨数量、資金に対する取引額の倍率は区別しましょう。XMTradingのスタンダード口座などはFXで最大1,000倍を案内していますが、上限まで使う必要はありません。

口座選びは、XMTradingの取引数量・費用・口座条件などを確認し、自分の検証方法に合うか考えましょう。

まとめ

FXに共通する「勝てる勝率」はありません。自分の取引記録から、勝率と平均利益・平均損失、費用を合わせて見直しましょう。

勝率と収益を分けて確認

例として、平均利益1,000円・平均損失2,000円で10回中6勝なら、6,000円−8,000円=2,000円の赤字です。手数料等を除く損益分岐の勝率は約66.7%になります。勝率を上げることと、利益を残すことは分けて考えましょう。

勝率が上がったときも、損切りを避けて含み損を残した結果ではないかを確認します。決済した取引だけでなく、未決済ポジションを含む資金の推移も見ておくことが大切です。

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